チャイナエアラインの子会社で台湾を中心にアジア各国を結んでいるLCCがタイガーエア台湾です。格安ツアーでタイガーエアを利用する企画が増えているため、日本からの利用客が年々増加しています。LCCはとにかく手荷物検査が厳しいという評価が聞かれますが、タイガーエアはどうなっているのでしょうか。実際に乗って確かめてみました。
LCCのバニラエアの手荷物検査については過去記事をご確認ください。
タイガーエア台湾の機内持ち込み手荷物ルール
タイガーエア台湾では機内に持ち込める手荷物に関する制限を設けています。機内に持ち込めるのは、規定サイズ以内のスーツケースやボストンバッグとナップザックやハンドバッグなどの合計2点、10kgまでです。機内に持ち込めるスーツケースの大きさは3辺の合計が高さ54cm、横幅38cm、縦幅23cm以内に定められています。この規格を超えるサイズのスーツケースやボストンバッグは機内に持ち込むことができず、受託手荷物扱いになります。
※機内持ち込み可能な手荷物は規定サイズ内であればスーツケースでなくても大丈夫です。例えばボストンバッグ+ナップザックなどの組み合わせでも機内持込可能です。
持ち込み手荷物は計量する場合とそうでない場合がある
タイガーエア台湾のチェックインの際に心配になるのが手荷物の重量検査だと思います。これまで4回タイガーエアを利用しましたが、手荷物の計量があったのは高雄国際空港でチェックインをした時の1回だけでした。
2回目に高雄国際空港を利用したときには手荷物の重量チェックはなく、チェックインカウンターで手荷物にタグがつけられただけでした。成田空港では持ち込み手荷物の計量はありませんでした。つまり持ち込み手荷物の計量はある場合とそうでない場合があるということです。どちらに当たるかはわからないので、念のため機内持ち込み手荷物は10キロ以内に抑えるといいと思います。
手荷物の重量が心配な場合は前もって量っておくことをお勧めします。渡航先でお土産をたくさん買い込んでしまい、荷物の重さが不安な場合に備えてラゲッジチェッカーを用意しておくといいと思います。
これならかさばりませんし、いつでもすぐに手荷物の重量をチェックできるからです。
機内持ち込みサイズチェックはあるか
持ち込み手荷物のサイズチェックが厳格なのはバニラエアです。バニラエアの場合、チェックインカウンター前に置かれているボックスに手荷物が入らない場合、受託手荷物扱いになってしまいます。搭乗口付近でもメジャーを持ったスタッフが巡回しているので、厳しさはハイレベルです。
その点タイガーエアはそれほどと言いますか、まったく厳しくありません。手荷物のサイズが図られたことは一度もありませんし、ボストンバッグ、ナップザップ、お土産を入れた袋の3点をもって搭乗したころがありますがチェックはありませんでした。ただいつこの状況が変わるかわからないので、用心したほうがいいかもしれませんね。
受託(預入)手荷物について
タイガーエアの受託手荷物は15 kgから5 kg単位、最高80kgまで購入できるようになっています。受託手荷物はインターネットもしくはコールセンター、チェックインカウンターで追加できます。インターネット以外の方法で受託手荷物を追加する場合、手数料が発生するので、ネットから追加を依頼するほうが良いでしょう。インターネットまたはコールセンター経由での手荷物追加は出発時刻の4時間前までです。余裕をもって購入することをお勧めします。
受託(預入)手荷物の追加の仕方
追加の仕方はインターネットからが簡単です。
公式ホームページにある「予約の管理」をクリックします。
予約番号と予約代表者のフルネームを入力してログインします。
ログイン後希望する荷物の重量を指定するだけです。支払いはクレジットカードで行います。
まとめ
タイガーエア台湾の手荷物検査は日系のLCCと比較してチェックが甘いです。だからと言って手荷物が重量オーバーしてしまうとチェックイン当日に余計な出費が生じてしまいます。そうならないためにも余裕を持った準備が大切ですね。