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【台湾】iPass(一卡通)カードで自强號(特急)に乗れるか高雄から台南まで行って試してみた

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公共交通
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高雄市内の高雄捷運(高雄MRT)やバスを利用するのに便利なのがiPass(一卡通)です。iPass(一卡通)は日本のSuicaやPASMOとおなじ非接触型ICカードで、公共交通機関に乗車できるだけでなくコンビニエンスストアやスーパーでの買い物などでも利用できます。iPass(一卡通)についての詳しい情報は過去記事をご覧ください。

【高雄】iPass(一卡通)カードを高雄メトロ(MRT)の駅券売機でチャージする方法
高雄メトロやLRT、バスの乗車に便利なのがiPass(一卡通)。電子マネーへのチャージの方法を紹介します。

iPass(一卡通)を利用すると高雄捷運(高雄MRT)の料金が15%引きになったり、当日3回目のバス乗車からバス料金が無料になったりと大変お得です。

iPass(一卡通)は台湾鉄道でも利用できますが、自强號(特急)や莒光號(急行)に乗車できるのでしょうか。実際に台南まで遊びに行った際に確かめてみました。

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台湾鉄道でiPass(一卡通)を利用する

iPass(一卡通)を台湾鉄道で利用する場合、利用可能区間と乗車可能列車を確認する必要があります。iPass(一卡通)のホームページを見てみると、台湾鉄道の利用方法についての説明が掲載されています。

車種 70営業キロ以内 70営業キロ以上
區間車(各駅停車) 區間車料金の10%引き非指定席
復興號(準急)
莒光號(急行)
自強號(特急) 區間車料金の10%引き非指定席 自強號料金(70キロを超えた分は1営業キロ2.27元)非指定席

※普悠瑪號、太魯閣號、観光列車、団体列車および台湾鉄道が指定する列車には乗車できません。

注意書きからもわかる通り、指定席でなければ復興號(準急)莒光號(急行)自強號に乗車できることが分かります。(無人駅にもiPass(一卡通)を読み取る簡易型自動改札機が設置されています。)

注意したいのは普悠瑪號、太魯閣號などの全席指定の列車です。これらの列車にiPass(一卡通)で乗車した場合、乗車区間の乗車券および指定席料金に加えて罰金分が加算されます。乗車するときには電光掲示板で列車をよく確かめてから乗車してください。

極端な話ですが、iPass(一卡通)で台湾鉄道を利用して高雄から台北まで行くというのも可能です。

台南まで乗車する

今回台南までの行は自強號(特急)、帰りは區間車(各駅停車)に乗車しました。

高雄から台南まで台湾鉄道を利用する場合の乗車券代窓口で購入する場合、區間車(各駅停車)が68TWD(約250円)、莒光號(急行)が82TWD(約300円)、自強號(特急)が106TWD(約400円)です。iPass(一卡通)だと一律61TWD(約220円)ですので、かなりお得ですよね。

駅についたら自動改札機にiPass(一卡通)をかざせば乗車できます。

電光掲示板を確認してどの列車に乗車するかを決めておきましょう。

空いている座席に座われますが、もし他の乗客が指定席券をもって来たら座席を譲らなければいけません。

日本の在来線特急の場合、指定席と自由席に分かれている列車がありますが、台湾鉄道には指定席と自由席の区別がないため、誰か指定席券を持つ乗客が来るまでは座ってもよいということになっています。

座席の移動が面倒だと感じる場合はデッキなどで立って乗車するという方法もアリだと思います。自強號(特急)は全席回転式クロスシートでフットレストがついています。日本の在来線特急のグリーン車に似ています。

台南に到着しました。かかった時間は行きが自強號(特急)で約35分、帰りが區間車(各駅停車)で約1時間。タイミングが合えば自強號(特急)を利用するのが速くて快適です。

まとめ

iPass(一卡通)なら気軽に台湾鉄道を利用できることが分かりました。近場に観光に出かける場合にはiPass(一卡通)を利用するのがスマートだと思います。ただし座席に着席できるとは限らないので、スーツケースなどの大きな荷物がある場合や、座って旅行を楽しみたいという場合は窓口で乗車券を購入することをお勧めします。

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