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【台湾観光】嘉義市の檜意森活村(ひのき村)に行ってみた

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嘉義
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台湾には日本統治時代の名残が随所に見られます。今回訪れたのは一見ここは日本か?と勘違いしてしまうほど日本の家屋が忠実に再現された嘉義市の檜意森活村(ひのき村)に行ってきました。

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檜意森活村(ひのき村)とは

檜意森活村(グエイイーセンフオツン)とは高級茶で有名な「阿里山」のふもと嘉義市にある文化施設です。嘉義市を知らない人でも阿里山なら聞いたことがあるという人は多いかもしれませんね。台湾のヒノキは日本と深いつながりがあって日本のさまざまな建造物に利用されました。

ヒノキを阿里山から運び出すのは簡単ではありませんでした。阿里山鉄道はヒノキの運搬のために敷設された鉄道です。阿里山から運び出されたタイワンヒノキはいったん北門駅に集められ、それから日本へ輸出されました。

林業に携わった人たちは集団で生活していました。生活拠点となっていたのが現在の檜意森活村です。

ここには日本式の住宅が建設され、大勢の人が暮らしていました。

近年歴史的な価値が再評価され、歴史的建造物としてかつての日本式住宅を復元し、観光スポットとして生まれ変わりました。

タイワンヒノキとは

タイワンヒノキとはどんな植物なのか台湾ヒノキについてwikipediaで次のような説明がありました。

木材として利用される。日本のヒノキより高級、寺社建築で広く利用される。心材は黄褐色である。綺麗な木目のあるものが化粧材として利用される。
地理上、近くに有した琉球王国でも建築材として用いられており、首里城に用いられた多くの柱の中にはタイワンヒノキなどが使用されている。 Wikipedia-タイワンヒノキ

あの靖国神社や明治神宮の鳥居も台湾ヒノキが使われているそうです。一時帰国をしたときに山形を訪れたのですが、山形城の東大手門復元工事では台湾ヒノキが使われたことが説明されていました。

日本の古い町並みを再現

檜意森活村には林業に携わった人たちが住んでいた日本式住宅が再建され、日本の古い町並みが再現されています。

家屋は雑貨などを販売する店舗や、喫茶店、食事ができるレストランになっています。アイスキャンデーやソフトクリームなども販売されています。

他にも浴衣のレンタルサービスがあります。私たちが訪れた日も大勢の台湾っ子たちが浴衣を着て歩いていました。日本の浴衣はとっても人気があるんですね。

檜意森活村へのアクセス

檜意森活村へは台湾鉄道を利用するのが近道。台鉄嘉義から徒歩で20分くらいです。

台湾新幹線(高鉄)嘉義駅からは台鉄嘉義までのシャトルバス(BRT)が運行しています。

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BRT乗り場から台鐵嘉義站後站行き(7212)のバスに乗車し台鐵嘉義站後站で下車してください。所要時間は台鐵嘉義站後站まで約20分です。運賃は表の通りです。

檜意森活村

住所:嘉義市林森東路1號
電話:06-276-1601
営業時間:AM10:00~PM6:00
休業日(資料館のみ):月曜日
入場無料

まとめ

日本統治時代の嘉義の様子がよくわかります。阿里山観光のついでによってみるのもいいかもしれませんね。入場無料なのもうれしいですね。昼間は温度がかなり上昇するので日傘や帽子などで紫外線対策を忘れずに。

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