目次
ローカルな雰囲気がたまらない「板門豆花氷品」
MRT「巨蛋」駅、出口4から徒歩8分。
メインストリートから、ちょっと裏手に入った、ローカル色強い通りに面しているのが「板門豆花氷品」です。
冷たい伝統的スイーツ「豆花(ドウホァ)」を食べよう!
台湾の夏のスイーツと言えば、何を思い浮かべますか?
フワフワかき氷の雪花冰(シュエホァビン)?
プルプルのゼリー愛玉?
どれも美味しいけれど、伝統的なスイーツといえば、やっぱり「豆花(ドウホァ)」!
「豆花」ってどんなスイーツ?
日本でもここ数年、人気の「豆花」。
絹ごし豆腐よりも柔らかい、ツルンとした食感のスイーツ。
豆花自体は、豆乳を固めたもので、甘さはほとんどありません。
黒糖やキビ砂糖で作られたシロップをかけて食べます。
シンプルな豆花もいいですが、トッピングを変えると違った味わいが楽しめます。
メニュー
こちらのお店、メニューはとってもシンプル。
右側の氷というのがカキ氷、左側が豆花です。
お目あての「豆花」は全部で6種類。
お値段はリーズナブル!35台湾ドル(約168円)から
黒板にはメニューと値段が書かれていて、豆花のサイズは小か大の2種類から選べます。
「原味豆花」35台湾ドル〜
原味というのはトッピングなしのシンプルな蜜がけ豆花。
豆花そのものの味が堪能できる一品です。
「紅豆豆花」40台湾ドル〜
紅豆とはあずきトッピングの豆花。
つぶ餡は甘み控えめでヘルシーですよ。
「緑豆豆花」40台湾ドル〜
緑豆とは春雨の原料にもなる豆のことで、緑豆を栽培したものが「もやし」です。
甘く煮た緑豆がトッピングされています。
緑豆のぜんざいは、台湾の夏のポピュラーなデザート。
緑豆には解熱作用があるので、暑い夏にぴったりなのです。
あずきよりもさっぱりしていて、小さなつぶつぶ食感が最高!
「花生豆花」40台湾ドル〜
花豆とはピーナッツのこと。
甘く煮たピーナッツがトッピングされた豆花です。
柔らかく煮た花生は、ピーナッツの概念を覆します!
個人的におすすめのトッピングです。
「薏仁花豆」40台湾ドル〜
薏仁とはハトムギのこと。
ハトムギ茶に入っている、白い小さなポップコーンみたいなものがハトムギです。
日本ではデザートに使われることのない食材ですが、台湾ではハトムギのデザートがよく食べられます。
ハトムギには、ヨクイニンという水分を排出させて、むくみを取る成分が豊富に含まれています。
また、ハトムギはお肌のターンオーバーを促して、美肌にする効果があることで知られています。ここ数年、ハトムギ化粧水やハトムギ乳液が人気ですよね。
だから、台北など北部と違って、雨が少なく、日差しが強い高雄では、ハトムギスイーツを食べる女性が多いんです。
「綜合豆花」
綜合とは複数のトッピングが選べるもののこと。
紅豆(あずき)、緑豆、花生(ピーナッツ)、珍珠(黒糖タピオカ)、湯圓(甘い白玉だんごのようなもの)、芋圓(タロイモ団子)、薏仁(ハトムギ)の7種のトッピングから好きなものを3種類選んでトッピングできます。
芋圓(タロイモ団子)は、甘くてもちもちして最高!
私、個人的には豆花のトッピングでナンバー1です。
注文してみよう
お店にいるのは、老闆娘(ラオバンニャン)1人。ラオバンニャンは、女性経営者とか、経営者の奥さんのことです。
豆花を注文する時は、メニューを指さしでも大丈夫。
豆花のサイズは、「小」と「中」の2種類。
冷たい豆花は甘さ控えめで、女性でもぺろっと食べられるので、断然「中」サイズがおすすめ!
地元民に人気のお店だけあって、お値段はとってもリーズナブルですよ。
テイクアウトもできます。
高雄にお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみて!
「板門豆花氷品」へのアクセス
最寄り駅は、MRTレッドライン(紅線)「巨蛋」駅です。
出口4から出て、第一銀行を右折。出口から出て最初の小道なので間違えません。角にファミリーマートがあるので、そのまま道なりに「立信路」を真っすぐ進みます。「富民路」を超えて、さらに真っすぐ。「富國路」にぶつかります。富國路を左折すると、あとは真っすぐ進むだけ。左手に「板門豆花氷品」があります。
「板門豆花氷品」の営業時間
月、火、木、金、土、日曜の10:30~22:30に営業しています。水曜は休み。
ただし、トッピングはなくなり次第終了。遅い時間に行くと、お目あてのトッピングが売り切れていることもあります。できたら、夕方までに行くことをおすすめします。