台湾第二の都市高雄は知る人ぞ知る｢カフェの街｣。街中のいたるところに「咖啡廳（カーフェイティン）」があり、昼も夜も賑わっています。今回は、高雄メトロオレンジラインの終着駅哈瑪星（ハマセン）と呼ばれるエリアを散策してみました。
哈瑪星（ハマセン）とは
日本統治時代、海沿いの哈瑪星は「高雄金融第一街」と呼ばれる金融エリアで、市の中心地だったそうです。今でも日本統治時代の建物が数多く残るレトロな街です。
旧三和銀行を改装したおしゃれなカフェ
MRT（地下鉄）オレンジラインの「西子灣」駅から徒歩2分、LRT（ライトレール）「哈瑪星」駅からは徒歩1分にある「新濱・駅前」は、日本統治時代の旧三和銀行の建物をリノベーションしたカフェ。おしゃれでレトロモダンな雰囲気がたまりません!
大正10年に建設の三和銀行高雄支店
レンガ造りの建物は1921(大正10年)に建てられたものです。1921年に三十四銀行高雄支店として開設され、その後、銀行合併により三和銀行になったそうです。当時使われていた金庫もそのまま。
巨大な水出しコーヒー装置
金庫の中は、何やら大きな機械が…
実はこれ、水出しコーヒーの装置なんです。
金庫の中で淹れたコーヒーなんてユニークですね！
注文方法をチェック
さて、注文の方法ですが、入店したらカウンターへ行き、人数を知らせてメニューを貰います。
席は自由に選べます。メニューが決まったら、カウンターへ行き、注文します。メニューには、英語表記もあるので指さしで大丈夫です！中国語が分からなくても安心して注文できます。
※1人最低1品以上注文しないといけませんので注意してください。（飲み物やデザートだけでも可）
メニュー紹介
鮮蝦龍蝦沙拉潛艇堡（Shrimp with lobster salad sub）
サラダとヨーグルトがついたエビサンド。台湾のマヨネーズを使っているせいか、ちょっと甘めで美味。
紅酒燉牛肉（Stew Beef In Wine）
舒芙蕾（Souffle Pancake）
デザートはスフレ。外はカリカリ。中はフワフワの絶品です。
アイスに刺さっているスポイトにはお酒が入っているので、お好みでスフレに刺して染み込ませてもよし。
カレーも美味しい
残念ながら、コーヒーは頼まなかったけど、水出しコーヒーが評判良いのでコーヒー好きな方はぜひお試しあれ！
歴史的な建築を堪能
食事が終わったら、カフェの中を自由に散策できます。
屋外や2階席もありますよ。
旧三和銀行高雄支店
住所：高雄市鼓山區臨海三路7號
営業時間：11:00 – 20:00
春田茶室のかき氷を堪能（臨時休業中）
さてお次は、暑さを乗り切るために、かき氷を食べに行きましょう。
「新濱・駅前」から徒歩1分。同じブロックにある、「春田茶室」です。
日本統治時代の旅館をリノベ
こちらも日本統治時代の旅館をリノベーションしたかき氷カフェです。
「貿易商大樓」の４階まで上がると、そこには広々とした空間が。
注文方法をチェック
こちらもカウンターに行き、注文をします。メニューは写真付きなので、こちらも指さしでOK！中国語が話せなくても問題ありません。
トマト（番茄）のかき氷や、ローズヒップ（洛神花）も気になりますね！
でも、ここはやっぱり定番の抹茶小豆
マンゴーのかき氷には、フレッシュマンゴーがたっぷり！マンゴー２，３個分は乗っていそう！！
プリンと小豆と練乳も美味！日本では見ない組み合わせですね。
美しい景色
春田茶室からは、高雄のシンボルタワー「８５タワー」が見えます。
この日はあいにくの曇り空で残念！晴れていれば、くっきり見えます。
今回は、MRT「西小灣」駅から、歩いてカフェ巡りをしました。
この他にも、哈馬星には美味しいお店やカフェが盛りだくさん。
他にも有名なかき氷店があるので、また紹介しますね！
アクセス
「新濱・駅前」までは西子灣駅出口2番から徒歩約2分。
ライトレール（LRT）「哈馬星」駅から徒歩約1分です。
「新濱・駅前」から「春田茶室」へは徒歩約1分。
新濱・駅前を出て右折したら、同じ区画の角にあります。
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