Appleから待望のiPhone16eが発売されました。iPhoneSEの後継機として発表前から注目されていましたので、気になっている方も多いと思います。iPhone16eは台湾など海外でも使えるのか情報をまとめてみました。
iPhone16eの登場でiPhone SEシリーズは販売終了
iPhone16eはiPhone16シリーズの廉価版という位置付けのようです。
日本の販売価格を見てみると税込で99,800円から、予約は2月21日の夜10:00スタートで、2月28日発売というスケジュールです。台湾のApple Storeでは2月21日夜9:00(台湾時間)から予約がスタートし、2月28日発売です。iPhone16eの発売に伴って、iPhone SEは販売終了になりました。
iPhone16eはSEシリーズで定番だった指紋認証からFaceID(顔認証)に移行し、ついに指紋認証のiPhoneは姿を消しました
iPhone16eの仕様
iPhone16eはブラックとホワイトの2種類が用意されています。マットなイメージのブラックとホワイトで、iPhone SEシリーズにはあったレッドの設定はありません。ストレージサイズは128、256、512GBでiPhone SEよりも容量が多くなっています。
バッテリー持ちはiPhone SE3と比較すると最大で12時間も長く使えるようになりました。ビデオ再生可能時間は最大で26時間。長時間のフライトでも充電しないで動画視聴が十分可能です。台湾旅行など海外旅行の際、スマホのバッテリー持ちが課題ですが、iPhone16eなら充電回数を減らせるので、旅行中のストレスもだいぶなくなりそうです。
外部接続端子がライトニング端子からUSBーCに変更されたのも助かります。旅行中に撮影した動画や画像をパソコンで編集する場合も、USBーCならiPhoneからパソコンへスムーズにファイル移動ができます。MagSafeは搭載されていないので、これだけは注意しておきたいですね。
iPhone16eに搭載されているカメラはiPhone SE3よりも進化した4800万画素、カメラはSEシリーズと同じ1眼レンズですが、2倍の望遠撮影が可能になりました。インカメラも1200万画素になり、自撮りも鮮明な画像撮影ができるのが嬉しいですね。海外旅行中は動画や写真を撮影する機会が増えますが、鮮明な画像を撮影できるので、思い出作りに役立ちそうです。
画面はOLEDディスプレイの採用でより鮮明になりました。ノッチの採用により、画面サイズが6.1インチに大型化されたので、地図アプリやネット検索情報をより多く表示できるようになりました。フライト中に動画を見るときにもこのサイズなら十分楽しめそうです。
iPhone16eに搭載されているA18チップはApple Intelligence対応なので、iPhoneでAIを活用した使い方も可能です(日本では2025年4月開始)。台湾で中国語への翻訳をしてくれたり、現地の困りごとの解決もAIを活用して簡単にできるようになるかもしれません。
iPhone16eの価格
iPhone16eはアメリカの販売価格が599ドルですが、日本の販売価格は税込99,800円で円安によりかなり価格が上がった印象です。
台湾のApple Store公式販売価格は21900台湾ドルで、2月時点のレート(1台湾ドル=4.55円)で計算すると日本円で約99700円と日本とほぼ同額、5%免税で購入する場合、約95,000円で日本よりも安く購入できそうです(為替は毎日変動するため最新の為替状況を確認してください)。カメラのシャッター音がしない台湾版のiPhone16eが欲しい方は台湾のApple Storeにいきましょう!
アマゾン(Amazon)でもすでに予約販売が始まっています。2月28日の販売開始に合わせてiPhone16eが購入できそうです。
iPhone16eのシャッター音
日本で販売されているiPhoneシリーズは盗撮防止のためのシャッター音が鳴る仕組みになっています。台湾で日本のiPhoneを使用する場合、シャッター音が無音になり、日本に帰国すると、またシャッター音が鳴ります。
台湾で販売されているiPhoneシリーズはシャッター音が無音のため、シャッター音が気になる方は台湾のApple Storeで購入するという方法もありかもしれません。台湾版iPhoneも日本の技適表示されるので、日本でも安心して使用できます。
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私が普段使用しているiPhone14proとiPad proは台湾版なのでシャッター音が鳴りません
iPhone16eは台湾で使えるか
iPhone16eのバンドは公式サイトによると
5G NR(バンドn1、n2、n3、n5、n7、n8、n12、n20、n25、n26、n28、n30、n38、n40、n41、n48、n53、n66、n70、n75、n76、n77、n78、n79)
FDD-LTE(バンド1、2、3、4、5、7、8、12、13、17、18、19、20、25、26、28、30、32、66)
TD-LTE(バンド34、38、39、40、41、42、48、53)
UMTS/HSPA+(850、900、1,700/2,100、1,900、2,100MHz)
GSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz)
台湾版:
5G NR ( n1、n2、n3、n5、n7、n8、n12、n20、n25、n26、n28、n30、n38、n40、n41、n48、n53、n66、n70、n75、n76、n77、n78、n79)
FDD‑LTE ( 1、2、3、4、5、7、8、12、13、17、18、19、20、25、26、28、30、32、66)
TD‑LTE ( 34、38、39、40、41、42、48、53)
UMTS/HSPA+ (850、900、1700/2100、1900、2100 MHz)
GSM/EDGE (850、900、1800、1900 MHz)
となっていて、確認したところでは台湾の通信業者(中華電信、台灣大哥大、遠傳電信)それぞれの電波に対応しています。台湾に到着後、SIMカードを購入してiPhone16eのSIMトレーにSIMカードを挿入し、ローミングをONにすればすぐにネット回線を使用できます。
台湾国内も5Gで接続できる場所が多くなったので、5G接続ならより高速なネット接続ができるのも助かりますね。
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iPhone16eはドコモ・au・ソフトバンクなどのキャリア、ahamo、楽天モバイルの国際ローミングにも対応していますので、台湾でも安心してネットにつながります。
まとめ
iPhone16eはカメラやビデオ撮影、5G接続など、高速通信と高速処理により快適になった端末です。台湾旅行でも心配なく使えるだけでなく、台湾旅行を楽しむのに欠かせないパートナーになってくれるでしょう。
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