桃園MRT空港線(桃園機場捷運)で桃園国際空港から高鐵桃園駅まで行ってみた

2017年3月に待望の桃園MRT(MRT空港線、桃園機場捷運)が開通しました。高雄に住んでいる私の場合、桃園MRTに乗る機会はほとんどないのですが、どうしても桃園MRTに乗ってみたかったので、今回は成田発桃園国際空港行のスクートTZ201便と高鉄で高雄へ向かうことにしました。

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桃園MRT(桃園機場捷運)とは

桃園MRT(桃園機場捷運)は台北市内から桃園国際空港を経由して桃園市中歴区を結ぶ新都市交通システムです。これまで台北や高雄から桃園国際空港へアクセスする場合、高鐵(台湾新幹線)を利用して高鐵桃園駅からバスで空港へ行く方法が一般的でした。(これ以外にも高速バスでアクセスする方法があります。)

桃園MRT(桃園機場捷運)は空港へのアクセス向上を図るため建設が始まり紆余屈折を経ながら2017年3月に開通しました。

第一ターミナル入国ゲートから桃園MRT(桃園機場捷運)への行き方

今回利用したTZ201便は桃園国際空港第一ターミナルに到着しました。

第一ターミナルから桃園MRT(桃園機場捷運)捷運第一航廈站までは徒歩でアクセスします。

入国審査を済ませ荷物を受け取り、税関(海關)を通過すると入国ゲートに到着します。(台湾でSIMカードを購入する場合は入国ゲート右側にある窓口で購入できます。)

入国ゲートを左に曲がり突き当りを左折します。

通路をひたすらまっすぐ進むと国際線出発ロビーに到着します。

出発ロビーを左手に見ながら突き当りを右折し、桃園MRT(桃園機場捷運)のサインがあるエレベーターに乗り地下へ移動します。

エレベーターを降りそのまま進むと桃園MRT(桃園機場捷運)捷運第一航廈站に到着します。

徒歩で約10分程度です。

桃園MRT(桃園機場捷運)の乗車方法

きっぷもしくはICカードを購入(チャージ)

桃園MRT(桃園機場捷運)に乗車する方法はトークン(コイン式きっぷ)と悠游卡や一卡通などのICカードを利用して乗車できます。トークンの購入方法は台北MRTや高雄MRTと同じです。

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きっぷ売り場(售票處)でトークンを購入するかもしくはICカードにチャージをします。(リピーターなら悠游卡や一卡通が断然おすすめです。)ちなみに高鐵桃園駅までは35TWD(約140円)バスよりも5TWD(バスは30TWD:約120円)高いです。

改札口の通り方

改札口でトークンかICカードを感應區にかざすとゲートがオープンする仕組みです。

改札を通過したら月台(プラットフォーム)へ進みます。

月台2 が台北方面、月台1が高鐵桃園駅方面です。電車が到着するとホームの扉と同時にMRTの扉が開く仕組みになっています。

桃園MRT(桃園機場捷運)の車内

桃園MRT(桃園機場捷運)は空港線と呼ばれるだけあってスーツケースなどの大きな荷物が置けるスペースが確保されています。

高鐵桃園駅方面の電車はすべて普通車(各駅停車)なので、車内は高雄MRTと同じプラスチック製のロングシートです。

ちなみに台北方面へ向かう直達車(快速)はクロスシートになっています。

喫煙と飲食は厳禁

車内およびプラットフォーム内は喫煙および飲食禁止です。違反した場合は飲食が最高7500TWD(約3万円)、喫煙が最高10000TWD(約4万円)と高額な罰金が科せられるので絶対にしないように注意してください。飴やガムもNGです。

無料wi-fiを提供

車内は無料のwi-fi接続サービスが提供されています。一回当たり30分まで無料で接続できます。さすがIT先進国の台湾ですね。これはとても便利です。

SSID: TyMetro
パスワード:なし

高鐵桃園駅に到着

第二ターミナル駅を過ぎると地上に上ります。高架から見る桃園の風景はバスから見る光景とはまた一味違いますね。そうこうしているうちに、あっという間に高鐵桃園駅に到着しました。

到着後改札でICカードをかざすか、トークンを入れて出場します。

高鐵桃園駅は高架駅で、高鐵の桃園駅まではスロープとエスカレーターやエレベーターが整備されているので雨が降っていてもぬれずにアクセスできます。

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まとめ

今回初めて桃園MRT(桃園機場捷運)空港線を利用して高鐵桃園駅にアクセスしました。車内は乗客が少なく、台北方面へのアクセスがメインなのかなと感じました。

運転本数は直達車と普通車それぞれが15分に一本の割合で設定されているので、待ち時間はほとんどありません。

台北にアクセスするのであれば桃園MRTを利用するのがいいですし、高鐵桃園駅であれば桃園国際空港第一ターミナル入国ゲート1階のバスターミナルが近いのでバス利用がいいのではないかなと思います。

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