台湾旅行と言えば、台北がメジャーですよね。でも、台湾の本当の魅力を味わいたいなら南部へ来るべき！
今回は、台北に続く台湾第二の都市「高雄」から、短時間で行けて、あまりお金もかからないおすすめスポットをご紹介します！
高雄国際空港へは、成田から片道3時間半～4時間くらいで着きます。
空港からはMRT（捷運・ジエユン）で市内中心部まで移動できるのでとても便利です。
北部（桃園）から高雄へアクセスする場合はこちらをご覧ください。
おすすめ観光スポット6選いってみましょう！
目次
１．瑞豐夜市（ルイフォンイエシー）
台湾旅行の楽しみといえばナイトマーケット、夜市ですよね。
「巨蛋」駅出口１から徒歩約２分で、高雄最大かつ人気ナンバー１のナイトマーケット「瑞豐夜市（ルイフォンイエシー）」に到着。
高雄のナイトマーケットと言えば、六合夜市を紹介する人が多いですが、六合夜市は観光夜市なのでお値段もお高め。ローカル民に人気なのは断然、瑞豊夜市です。ただし、月曜と水曜はお休みなので気をつけて。
瑞豐夜市の中は、迷路のように細い路が続いています。食べ物飲み物、なんでもあるのでお好きなものをチョイスしてください。椅子とテーブルを置いている屋台もあり、その場で座って食べることもできます。食べ歩きに疲れたら、座席のある出店を探しましょう。
手前はフードゾーンですが、中へ進んでいくと洋服やアクセサリー、雑貨などを売る屋台が軒を連ねています。マッサージや懐かしい射的ゲームなどもあります。
営業時間17:00～0:00
月・水曜日定休
アクセス：MRTレッドライン「巨蛋」駅1番出口から徒歩約3分
２．旗津（チージン）
旗津は高雄の西側にある細長い島です。
フェリーで渡るか、車かバイクで海底トンネルを通って旗津まで行きます。
フェリーで行く場合は、MRTオレンジライン（橘線）の終点「哈瑪星」駅、またはライトレールLRT「哈瑪星（ハマシン）」駅から徒歩で「鼓山輪渡站」へ。そこからフェリーに乗れば5分ほどで旗津に到着します。
旗津老街には海産料理の店やお土産屋さんが軒を連ねています。途中、道教のお寺の旗津天后宮があります。
老街を抜けると広場があり、その先は海岸へ出られます。広場の向かいには旗后觀光市場があります。さきイカや乾燥貝柱、カラスミなど日本へのお土産に最適なものがお手頃価格で手に入ります。
海岸まで行かず、老街を途中で右に曲がると旗津灯台と旗津砲台へ行く道に分かれます。
灯台は外からでも見えるので、砲台に行くのがおすすめ。天気の良い日は、レンガ造りの砲台から海岸や高雄の街が見えます。
アクセス：高雄MRTオレンジライン哈瑪星站から徒歩で「鼓山輪渡」フェリー乗り場へアクセス。
3. 駁二芸術特区（ボーアールイーシュートゥーチュー）
駁二芸術特区（駁二アートセンター）は、高雄市の倉庫エリアをリノベーションして作られたアートと文化の発信地です。
アートギャラリー
駁二芸術特区には多くのギャラリーがあり、現代アートや地元アーティストの作品を展示しています。訪れるたびに新しい展示が楽しめます。
ストリートアート
特区内の壁や道に描かれたストリートアートは、写真撮影にも最適です。クリエイティブなアート作品が多数見られます。
カフェとレストラン
芸術的な雰囲気の中でリラックスできるカフェやレストランがたくさんあります。地元の食材を使った料理も楽しめます。
ショップとブティック
オリジナルのアート作品や手作りのアクセサリー、ユニークなお土産を販売するショップが並んでいます。アート好きにはたまらないショッピングスポットです。
イベントとワークショップ
定期的にアートイベントやワークショップが開催されており、訪れるタイミングによっては参加することもできます。アートを通じて新しいスキルを学べるチャンスです。
駁二鉄道
特区内を走る小さな観光列車で、エリア内を楽しく巡ることができます。特に子供連れの家族に人気です。
レンガ造りのレトロな旧倉庫街をリノベーションしたおしゃれなエリアです。
学生やアーティストに制作発表の場を提供しているので、随時さまざまなイベントを行っています。
レストラン、カフェ、おしゃれな雑貨屋さんなどが多く、食事やスイーツ、買い物を楽しめます。パイナップルケーキで有名な「微熱山丘 SunnyHills」では、無料で台湾茶とパイナップルケーキの試食ができます。
海沿いなので、景色も楽しめますよ。
旗津とセットで行くのがおすすめですね。
アクセス：高雄MRTオレンジライン「哈瑪星站」2番出口から徒歩約2分
4. 大港橋（ダーガンチャオ）
2020年に完成した新しい高雄のランドマークが大港橋（ダーガンチャオ）です。
高雄港にかかる長さ110mの美しい橋は、台湾初の水平方向に回転する旋回橋です。
毎日午後15:00に橋が旋回して水平になります。金～日曜には、１日に２回、15:00と19:00に旋回します。
青空と青い海をバックに白い近代的なデザインの橋が旋回する姿も美しいですし、夜景をバックにライトアップされた橋が旋回する姿も圧巻です。
西小湾とセットで観光できます。
アクセス：LRT（ライトレール）「駁二大義」駅で下車して徒歩約1分
MRT「鹽埕埔」駅1番出口から徒歩約9分
5．蓮池潭（リエンチータン）周辺
蓮池潭（リエンチータン）は高雄で人気の景勝地で、湖の周りをぐるりと囲む広い公園を散策できます。
夏になると蓮の花が満開になるので、湖の周りをレンタルサイクルで1周してもいいですね。
蓮池潭といえば虎と龍の塔でおなじみですが、残念ながら龍虎塔（ロンフーター）は2025年夏まで工事中。塔へ行く橋はジクザクしていますが、魔物が入ってこないようにという意味なのだそうです。
でも、蓮池潭の周囲には孔子廟や慈濟宮、春秋御閣など中華風の建物が多く、インスタ映えスポットがたくさんあるから大丈夫！
蓮池潭周囲の鳳山縣舊城は、清の時代に築かれた城壁です。
湖の周囲を散策したら、勝利路の「多那之（ドゥオナーヅー）」で休憩しましょう。2階に座席があり、広々としたカフェになっています。コーヒーもいいけど、台湾茶やフルーツのお茶（水果茶）、夏はマンゴーフラッペ（芒果冰沙）もおすすめですよ♪
6．ＭＲＴ美麗島駅（メイリィダオジャン）
ＭＲＴの美麗島駅は、有名旅行サイトの「世界で最も美しい駅」ランキング第2位に選ばれたことがある、高雄の定番スポットです。
美麗島駅には、ＭＲＴのレッドライン（紅線）とオレンジライン（橘線）が通っています。
構内中央にあるのは、イタリアのステンドグラス作家、ナルシサス・クアグリアータ（Narcissus Quagliata）氏がデザインした「光のドーム（光之穹頂）」。
およそ4,500片のガラス板を手作業で組み合わせた、直径30メートル、面積660平方メートルで、世界最大のステンドグラスアートに圧倒されます。
水・土・光・火の４つのテーマに分かれているステンドグラスは、生命の誕生から滅亡までを描いています。
光のドームでは、1日3回（土日は5回）、宇宙や植物などをモチーフにした光と音楽のショーが行われます。
平日は11:00、15:00、20:00。土日は11:00、15:00、20:00に加えて17:00、19:00にも開催されます。幻想的で壮大な音楽と光に魅了されますよ♪
美麗島駅の見どころは、構内だけではありません。地上への出口は、ガラス張りの近未来的なデザイン。こちらは日本人建築家の高松伸氏によるデザインです。
まとめ
今回、ご紹介したスポット以外にも高雄は見どころ満載！
また、それぞれの観光スポットを詳しくご紹介したいと思います。
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