「台南人は朝から牛肉を食べるんだよ」と教えてもらったのがきっかけで、台南名物「牛肉湯」を食べに行くことに。今回訪れたのは台南の「牛肉湯」で有名な「阿村第二代牛肉湯」というお店です。
牛肉湯とは
「牛肉湯(ニュウロウタン」とはその名前の通り、牛肉を使ったスープのことです。ビーフシチューとは違うの?と思うかもしれませんが、全く別物。牛肉湯というのは新鮮な牛肉に特製のスープを注いで作る食べ物で、特に台南の牛肉湯がおいしいと言われています。
食べ方はいたってシンプル。スープをそのまますするのも良し、牛肉をおかずにご飯を食べるのも良し、お好みでショウガとタレをつけて食べるのもいいですよ。
阿村第二代牛肉湯
台南は牛肉湯の本場だけあって、あちこちに牛肉湯を売るお店があります。中でも人気が高いのが「阿村第二代牛肉湯」です。なんでも創業40年の老舗で常に行列ができるほどの名店です。
お店についてまず目を引くのが営業時間の看板。看板には早朝は午前4:00オープンで牛肉がなくなり次第終了、夜は午後6:00オープンでこちらも牛肉がなくなり次第終了と書いてあります。
私が到着したのは午後6:00。開店時間に合わせていったのですが、すでに行列ができていました。
待つこと約30分、ようやく私たちの番がやってきました。
牛肉湯(100TWD:約370円~)
今回まず注文したのが看板メニューの「牛肉湯」。特製スープの中に新鮮な生の牛肉が入っています。レアの状態でやってきます。実食してみると肉は思った以上に柔らかく、スープもあっさりしています。毎日脂っこいものばかりで胃が疲れ気味という人にもおススメです。
白飯(10TWD:約37円)との相性抜群!
牛肉湯と一緒に注文をおすすめしたいのが白飯です。牛肉湯の牛肉をショウガを入れたタレに軽く浸してご飯を頬張ります。ごはんとの相性もピッタリ。これが結構いけるんですよね。軽く2杯いけそうです。
牛肉炒飯(100TWD:約370円)
牛肉湯と一緒に注文したのが「牛肉炒飯」。これがまた絶品。台湾は炒飯が本当においしいので高雄でもよく炒飯を食べに行くのですが、いつも食べている炒飯とは少し違って、牛肉とキャベツが入っています。牛のラードを加えたこってり系の炒飯です。しっかりした味付けでこれだけでも食べる価値があります。
まとめ
お店には牛肉湯と牛肉炒飯以外にもメニューがあるのですが、ほとんどの人は牛肉湯を注文します。それだけおいしいということなんですよね。ここのお店は行列必死なので、開店前に行くのがベスト。早朝はまだトライしていないので、次回機会があれば行ってみたいと思います。
営業時間と住所
住所:台南市中西區保安路41號
営業時間:早朝 AM4:00~AM10:00 夕方 PM6:00~PM9:00(どちらも売り切れ次第終了)
定休日:月曜日の午後と火曜日の午前
阿村第二代牛肉湯へのアクセス方法
台南火車站(南站)からバス(藍幹線)安平工業區行きに乗車し小西門バス停下車徒歩約3分
高雄から台南へは特急で約30分、各駅停車で約50分です。