台湾スイーツの代名詞的存在が雪花氷です。雪花氷目当てに台湾旅行に行ってみたいという人もいるほどです。高雄にはリーズナブルな値段で食べられる雪花氷のお店がたくさんあります。今回はその一つ西子灣の「福泉布丁豆花」に行ってきました。
雪花氷とは
雪花氷はかき氷とは全く違うスイーツで、マンゴージュースや練乳が入ったミルク、ピーナッツミルクなどを凍らせたものを細かく削って盛り付けたものです。
スプーンで雪花氷をすくって口に入れると、絹のように細かいふわふわの氷が口の中で溶けていくので、今まで食べたことのないような食感が口の中に広がります。
創業35年の福泉布丁豆花
福泉布丁豆花は民國70年(1981年)創業の歴史ある「氷店」で、看板メニューの雪花氷をはじめ、かき氷や豆花(豆腐スイーツ)を販売する甘味処です。
お店は西子灣輪渡站(西子湾フェリーターミナル)の前にあります。
西子灣輪渡站周辺は有名な氷店がいくつもありますが、中でも歴史を感じさせるのが福泉布丁豆花です。
芒果雪花冰を注文
福泉布丁豆花に行ったらぜひ注文してほしいのが「芒果雪花冰」です。新鮮なマンゴーが雪花氷の上にたっぷり載っています。おすすめの季節は6月以降。この時期になると生のマンゴーがたっぷり。ジューシーで甘みたっぷりのマンゴーとマンゴージュースの雪花氷を食べるととっても幸せになれます。
台北から友人たちが高雄にやってきたときにこのお店を紹介しましたが、高雄の芒果雪花冰は甘さが全然違うと言ってました。しかも値段はわずか60NTW(約220円)。台北のアイスモンスターほど山盛りではありませんが、値段の安さとおいしさに驚いていました。
注文はとても簡単
まずはカウンターの左にあるメモ帳を一枚受け取ってください。
注文はお店においてあるメニューを見ながら、欲しいものの名前を書くだけ。トッピングを追加したいときはトッピング名を一緒に記入します。
注意したいのは「芒果氷」と「芒果雪花氷」。この二つは似ているようで別メニューです。芒果氷はマンゴーかき氷で芒果雪花氷はマンゴー雪花氷。かき氷のほうは名前の通り、日本と同じかき氷の上にマンゴーが乗っているタイプなので雪花氷とは違います。
まとめ
西子灣は旗津へ行くフェリーの出発口。旗津で海鮮料理を食べたら帰りに福泉布丁豆花で芒果雪花冰をいただくというのがおすすめのコースです。もし冷たすぎるものが苦手な場合は、豆花がおすすめ。おなかに優しく、独特の食感が楽しめる台湾ならではスイーツです。
店舗情報とアクセス
店名:福泉布丁豆花
住所:高雄市鼓山區濱海一路91號
営業時間: AM11:00~AM0:00
定休日:水曜
アクセス:高雄捷運(MRT)橘線(オレンジライン)西小湾(西子灣)下車、1番出口から西子灣輪渡站(西子湾フェリーターミナル)に向かい徒歩約5分
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