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【台東】金崙温泉風景区の米之谷温泉に行ってみた

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台東
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台湾の楽しみは食だけではありません。台湾には温泉があちこちに沸いています。台湾旅行の際にもし時間があれば台湾の温泉を楽しむのもいいですよ。今回台東の金崙にある米之谷温泉に行ってきました。

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金崙温泉風景区とは

金崙は台湾の東海岸に位置する村です。高雄からは約140キロ離れています。高雄からは台湾鉄道南廻線莒光號で約2時間40分、車は海岸線を走り約2時間半です。

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近くにはアミ族やパイワン族が住む太麻里があります。地域の家の壁には原住民ならではのアートが。

この地域一帯は金崙温泉風景区と呼ばれていて、優れた泉質の温泉があちこちに沸いています。

開発が進んでいる西側とは異なり、豊かな自然に囲まれ大気汚染がない地域として人気があります。週末や連休になると都会を離れてしばしの憩いのために訪れる観光客が多いです。

海岸線にはご覧のような美しい景色が一帯に広がっています。台北や高雄とは違った台湾の姿をみることができます。

金崙温泉風景区の象徴とも言えるのが金崙虹橋です。ここを流れる金崙溪は過去の台風で何度も氾濫を起こし下流域に甚大な被害を与えてきました。川床には温泉が湧いている場所があり、内外の温泉ファンにとっての“秘湯”的な存在です。

金崙虹橋の先にも温泉地が点在していて湯治を兼ねてやってくる人も多いです。

米之谷温泉とは

金崙虹橋から金崙駅方面に南下すると米之谷温泉にたどり着きます。米之谷温泉とは金崙にある温泉地のひとつです。この周辺には大小さまざまな温泉が湧いていて、それぞれ宿泊施設を備えた作りになっています。

米之谷温泉は金崙駅から離れたところにある温泉地ですが、駅からの送迎サービスがあり、車がない人でも簡単にアクセスできるようになっています。宿泊施設があり温泉三昧の一日を過ごすことも可能です。

米之谷温泉に到着するともくもくと湯気が上がっています。源泉の一つなのだそうで、大量の温泉が自噴しています。お風呂は冷泉、高温泉、低温泉に分かれています。プールのようになっていて、日本の温泉のようにゆっくりつかるというよりは、温水プールに入っているような感じです。

料金

温泉の入り口に受付があり宿泊や入浴料金が表示されています。

宿泊:
2人部屋(1700TWD)
4人部屋(2200TWD;休日2700TWD;春節4000TWD)
加床(追加ベッド)1人につき500TWD(休日600TWD;春節900TWD)
※温泉料金と送迎サービスが宿泊費に含まれます。朝食はつきません。

テント泊:
テントを張る場合1箇所につき300TWD(休日も同額;春節600TWD)
自炊する場合は同額の料金が追加で発生します。
※入浴する場合は1人あたり300TWD(春節500TWD)

日帰り入浴(午前9:00〜午後6:00):
大人(身長120センチ以上)150TWD(春節250TWD)
子ども100TWD(春節150TWD)

送迎サービス(午前9:00〜午後6:00):
金崙駅〜米之谷温泉(片道25TWD)

入浴方法

撮影ができなかったので、入浴の方法は文章で説明したいと思います。

1.脱衣カゴを受け取り、サンダルを履く
脱いだ靴は靴箱に入れておくと良いでしょう。コインロッカーがあるので、貴重品類はロッカーに入れておくと安全です。脱衣カゴとサンダルは靴箱のあたりにあります。

2.更衣室で水着に着替える
更衣室は奥にあります。帽子も必ずかぶりましょう。持参してこなかった場合は受付で購入できます。更衣室はシャワールームと併用になっているので、入浴後に洗髪ができます。シャンプーやボディソープを忘れずに。

3.温泉を堪能する
源泉はアルカリ性なのでつるつるしています。ほんのり硫黄臭がします。

4.入浴後はシャワー室でシャワーを浴びることができます。
シャワーの温水も温泉です。

5.水着類は脱水機にかけると良いでしょう。

温泉卵を作ってみた

米之谷温泉の楽しみは湯船につかることだけではありません。自家製の温泉卵が作れます。

入浴の前に卵を購入して専用のカゴに卵を入れ、温泉に卵を入れておきます。

温泉から上がるころには温泉卵が出来上がっています。入浴後の温泉卵がおいしいんですよね。

アクセス

米之谷温泉
住所:太麻里郷金崙村溫泉路39-6號
電話:08-977-2067

台湾鉄道南廻線金崙車站下車。駅から送迎バスが出ています。事前に電話を入れておくと駅まで来てくれます(中国語のみ)。

駅から徒歩約30分。行きはハイキングを兼ねて温泉まで歩き、帰りは送迎バスを利用する方法もアリかもしれません。

まとめ

今回私たちは日帰り入浴でしたが、宿泊をするとゆっくり温泉を堪能できます。

温泉につかっていた時に、隣のおじいさんから「日本人ですか?」と尋ねられました。日本語が上手な方で、父親が日本統治時代に日本語教育を受けていたことから、自分も日本語が話せるようになったと言っていました。

その方曰く週に3回は温泉に入りにやってくるのだそうです。台湾のローカルな部分を体験できるのが金崙温泉風景区の楽しみの一つといえるかもしれませんね。

ちなみに山間の地域ですがモバイル通信が利用できます。

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