高雄の名物料理の一つが牛肉麺です。一説によれば高雄は牛肉麺の発祥地とされています。高雄人にとってのソウルフードとも言えるのが牛肉麺。今回高雄駅から歩いていける「原郷牛肉拉麺」に行ってみました。
行列のできる名店
高雄にはいくつもの牛肉麺の名店があり、行列ができるお店がたくさんあります。原郷牛肉拉麺も名店の一つ。いつ行ってもたくさんの人であふれかえっています。お店に来ると牛肉麺のスープの香りが漂い、お店に到着したとたんお腹が鳴り始めました。
メニューとおすすめ
メニューは壁に表示されています。中でもおすすめが牛肉拉麵と牛肉拌麵。どちらも腰が強い麺を使用しています。牛肉拉麵はスープ入りの湯麺で牛肉拌麵はスープなしの乾麺です。注文はテーブルにある注文票にチェックを入れるだけで簡単です。
麺類のほかに小菜も充実しています。店の奥にあるカウンターでほしいものを指さして注文してください。今回私たちは牛肉拉麵と炸醬拌麵(ジャージャー麺)を注文しました。
まずは小菜から
カウンターに行くとおいしそうな“小菜”が並んでいます。
ピータン豆腐
豚の耳の珍味
キュウリの浅漬け
滷味(豆干)
どれもビールのおつまみになりそうなおかずばかり。自宅に持ち帰って晩酌のお伴にしたくなりました。
炸醬拌麵(70元)
炸醬拌麵はいわゆる混ぜそばタイプ。腰の強い麺と新鮮なキュウリ、たれが乗っかっています。食べ方はとてもシンプル。麺と醤をしっかり混ぜ合わせてからいただきます。これで70元ですからお値打ちですね。
牛肉拉麵(130元)
しばらくすると「牛肉拉麵」がやってきました。スープは牛肉のコクとうまみが効いたなんとも言えない奥深い味わいがします。もともと高雄で始まった牛肉麺は川味牛肉麺(川味とは四川料理のこと)と呼ばれるタイプですが、ここの牛肉拉麵もその味を受け継いでいてピリリとした程よい辛みがあります。スープがとてもおいしいのであっという間に飲み干してしまいました。
1.スープを全部飲む
2.カウンターで追加スープを依頼する
3.麺をいただく
4.もう一度スープをすする
なんとこのお店では10元で追加スープが依頼できます。言葉に自信が無い方は「加湯」とメモに書いて店員さんに渡し、着席しているテーブルを指させばOKです。
まとめ
原郷牛肉拉麺はクセがなく日本人が苦手な八角などの香辛料もほとんど効いていないので、日本人の口にピッタリだと思います。高雄駅から歩いていけるのでツアーの自由時間でも気軽によれると思います。
原郷牛肉拉麺
営業時間:10:00~20:30
定休日:毎週月曜日
アクセス
高雄火車站から建國二路を電気街に向かって進み、林森一路を右に曲がります。徒歩約7分。高雄駅前のホテル街からも近いです。