台湾といえばかき氷をイメージする人が多いかもしれません。日本でも“台湾かき氷”のお店をあちこちで見かけるようになりました。高雄にはかき氷好きを満足させてくれるお店がたくさんあります。今回は西子灣(西小湾)にある大碗公氷品西子湾店に行ってみました。
旗津の玄関口
西子灣(西小湾)は対岸の旗津へ向かうフェリーポートがある旗津の玄関口です。旗津へ海鮮を食べに行ったり、砲台を見に行ったりする方も多いと思いますが、旗津を訪れる前あるいは訪れた後にぜひ寄ってほしいのが氷店(かき氷屋)です。
マンゴー雪花氷の名店「福泉布丁豆花」については以下の過去記事をご覧ください。
大碗公氷品西子湾店
大碗公氷品は西子灣(西小湾)の鼓山輪渡站(鼓山フェリーターミナル)前にあるかき氷のお店。フェリーターミナル周辺にはかき氷の名店がいくつもあり、暑さをしのごうと多くの人がやってきます。
大碗公氷品もその一つで店内に入るとそこかしこに観光客のサインが。たくさんのお客さんがこの店を訪れているのがとてもよくわかります。
種類豊富なかき氷メニュー
席に着く前にレジ前においてあるメニューを受け取りました。メニューを見て驚いたのが、かき氷をはじめとしたスイーツの種類の豊富さ。どれを選んだらよいか迷ってしまいます。
ちなみにメニューにあるかき氷の種類は次の通りです。
黑砂糖冰(黒蜜かき氷)
清冰(かき氷に黒蜜をかけたスタンダードなかき氷)
牛奶冰(黒蜜かき氷練乳がけ)
綿綿冰(雪花氷)
※豆花(豆腐スイーツ)
※仙草(せんそう:シソ科の薬草を使ったゼリー)
※豆花と仙草は冬期限定です。
注文方法
レジ前にメニューがおいてあるので、それを手に取ってまずはじっくり品定めをしましょう。ちなみに注文はレジで行います。私が訪れた時点(2017年9月現在)ではメニューにチェックする注文方法ではなく、注文したい商品を口頭で伝える注文方法でした。中国語が苦手な方は、メニューを指さして注文するとよいと思います。(2017年の旧正月(春節)のときは記入方式のメニューが置いてありました。)
綜合新鮮水果牛奶冰
今回注文したのが綜合新鮮水果牛奶冰です。綜合とはミックスの意味で「新鮮フルーツミックス盛練乳がけかき氷」といったところでしょうか。綜合新鮮水果牛奶冰は1人前と2人前の注文ができますが、今回は2人前(100元=約370円)を注文してみました。
注文して待つこと数分。店員が持ってきたのがこちら。
かき氷の上に新鮮なフルーツがてんこ盛りです!しかもフルーツはどれも缶詰のものではなく、今が旬の新鮮なカットフルーツばかり。もしこのかき氷を日本で食べたら一体いくらするんだろう、と勘定したくなるほどの豪華さです。
ガラスボウルに盛り付けられたかき氷のボリュームに圧倒されてしまいました。2人分ですが3人でシェアしても十分すぎる量です。
マンゴーやドラゴンフルーツも新鮮そのもの。みずみずしさが違います。
ちなみに別のときに訪れた際、マンゴーかき氷のアイス載せ(芒果綿綿冰+冰淇淋 75元)を注文したことがありますが、その時の写真がこちらです。
まとめ
大碗公氷品はどちらかというとデカ盛り系のかき氷店といったイメージですが、大味なわけではなく、十分満足できるレベルだと思います。高雄の夏は本当に暑いので、涼を求めて寄ってみるのはいかがでしょうか。
大碗公氷品西子湾店
営業時間:午前10:00~深夜0:00
定休日:なし
住所:高雄市鼓山區濱海一路107號
電話:07-533-3228
大碗公氷品西子湾店へのアクセス
高雄捷運(MRT)橘線(オレンジライン)西小湾(西子灣)下車、1番出口から西子灣輪渡站(西子湾フェリーターミナル)に向かい徒歩約5分
2017年9月末より高雄LRT(ライトレール・高雄捷運環状軽軌)が哈馬星站まで開通します。
高雄LRT乗車の場合は哈馬星站行に乗車し、終点哈馬星站下車、目の前の鼓山一路を港方面に進み徒歩約7分です。ちなみに2017年10月までは無料で乗車できますが、2017年11月より有料化されます。
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