台湾旅行で絶対に外せない人気観光地「九份(きゅうふん)」。ノスタルジックな赤い提灯が灯る石段や茶藝館、絶景の山あいの街並みは多くの旅行者を魅了しています。
しかし山間に位置するため、「結局どの行き方が一番早くて楽?」「混雑する帰りのバスはどうする?」「十分と一緒に1日で回れる?」といった移動面の不安がつきものです。
この記事では、台北から九份へのアクセス方法(路線バス2系統・台鉄+バス・予約制直通シャトル・タクシー/貸切チャーター)を、料金・所要時間・乗降場所・メリット&注意点まで完全網羅!
個人旅行でも、女子旅でも迷わず行ける、台北から九份への行き方を分かりやすく解説します。
九份はどんなところ?

九份は台湾北部の山岳に位置している、レトロな街並みでおなじみのエリアです。

日本統治時代から金鉱の町としてゴールドラッシュを迎えましたが、終戦後しばらくしてから鉱山は閉山。今では石段や狭い路地、赤い提灯が特徴的なレトロな町として世界中から観光客が訪れます。九份から少し先にある金鉱の跡は、現在新北市立黄金博物館として整備されています。
台北の東側約40㎞。東京から八王子、戸塚くらいまでの距離です。まあまあ距離がありますね。ちなみにランタンで有名な十份も同じ方角です。
中国語では(Jiǔfèn・ジョウフェン)と言います。
【結論】台北から九份への交通手段 比較一覧表
台北から九份へ向かう主なルートは以下の5つです。旅のスタイルや出発地に合わせて選びましょう。
| 交通手段 | 片道料金の目安 | 所要時間 | 乗換 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|---|
| 直通バス 965番 | 90元 | 約60〜80分 | なし | 西門・北門・府中エリア滞在の方 |
| 直通バス 1062番 | 94元 | 約80〜100分 | なし | 忠孝復興・松山エリア滞在の方 |
| 台鉄+路線バス | 約64〜100元 | 約70〜90分 | 1回(瑞芳) | 電車旅を楽しみたい、十分とセットで回る方 |
| 予約制直通シャトル | プランによる | 約60分 | なし | 確実に座りたい、混雑・乗り間違いを避けたい方 |
| タクシー・貸切チャーター | 1,000〜1,500元〜(台) | 約45〜60分 | なし | グループ・子連れ・複数観光地を効率巡りしたい方 |
- 西門・台北駅周辺から安く直行したい → 965番バス
- 忠孝復興・東区・松山周辺から直行したい → 1062番バス
- ローカル線の旅や十分の天燈上げも同日に楽しみたい → 台鉄+バス
- 帰りの大混雑を避けて確実に座って往復したい → 予約制直通シャトル
- 3〜4名以上のグループや家族、荷物がある → タクシー・貸切チャーター
① 965番直通バス(西門・北門・板橋発)
台北西側から出発するなら、台湾好行(九份金瓜石線)の965番バスが最も便利です。高速道路を経由するため移動もスピーディーです。

基本情報
- 料金:片道 90元(悠遊カード/EasyCard利用可)
- 所要時間:約60〜80分(交通状況による)
- 運行間隔:平日 15〜30分間隔 / 休日 10〜30分間隔
- 主な乗車停留所:板橋府中駅、西門駅(2番出口付近)、北門駅(2番出口側)
965番バスの注意点と乗り場のコツ
- 台北駅には直結していません:台北駅周辺のホテルからは、地下街または徒歩でMRT北門駅まで移動して乗車します。
- 北門駅の乗り場に注意:九份(金瓜石)行きは「北門駅2番出口側」の停留所です。反対車線の1番出口側は板橋方面行きなので間違えないよう注意してください。
- 高速道路を通るため立席不可:満席の場合は次のバスを待つ必要があります。連休や週末午後は早めの整列が安心です。
- トイレは事前に済ませて!:バスの乗車時間は60分ほどですが、朝のラッシュ時は90分ほどかかることもあるので、MRT「西門」駅で必ずトイレを済ませてから乗車しましょう。
② 1062番直通バス(忠孝復興・松山発)

基隆客運が運行する1062番バスは、MRT忠孝復興駅や松山駅前(饒河街夜市近く)から乗車できる伝統的な直通ルートです。
基本情報
- 料金:片道 94元(忠孝復興〜九份老街/悠遊カード可)
- 所要時間:約80〜100分
- 運行間隔:約15〜25分間隔
- 主な乗車停留所:MRT忠孝復興駅(2番出口外のバス停)、松山駅(八徳路側)
965番と1062番バスの比較・選び方
| 比較項目 | 965番バス | 1062番バス |
|---|---|---|
| 出発エリア | 西門町・北門・板橋・台北駅西側 | 忠孝復興・東区・信義・松山駅 |
| 片道運賃 | 90元 | 94元 |
| 所要時間目安 | 約60〜80分 | 約80〜100分 |
| 使い分け基準 | 宿泊ホテルが西側なら965番一択 | 東側エリア滞在や帰りに饒河街夜市へ寄るなら1062番 |
③ 台鉄(電車)+路線バス(台北駅〜瑞芳〜九份)
台北駅から台鉄の列車で「瑞芳(ルイファン)駅」まで行き、駅前エリアから路線バスへ乗り換える王道ルートです。
移動手順(ステップ解説)
- 台北駅から台鉄に乗車:区間車(普通列車/約50分・49元)または自強号・普悠瑪号などの特急(約35〜45分・指定席料金)で「瑞芳駅」へ。
- 瑞芳駅東口(前站)を出る:改札を出て広場を抜けます。
- 「區民廣場」バス停へ徒歩移動:駅から西へ約200m(警察署の隣)歩いた「區民廣場」バス停が九份方面行きです(駅前正面のバス停ではないため注意)。
- 九份行きバスに乗車:788、825(休日運行)、827、856、965、1062番など、頻発するバスに乗車(約15分・15元)。
メリットとデメリット
- メリット:台北〜瑞芳間は鉄道のため渋滞に巻き込まれない。平渓線に乗り換えて「十分」のランタン上げと組み合わせやすい。
- 注意点:瑞芳駅での乗り換えが発生する点、週末の區民廣場バス停は混雑する点に注意が必要です。
④ 予約制直通シャトルバス(KKday・Klookなど)
「現地の路線バスで並びたくない」「言葉に不安がある」「確実に座って往復したい」という方に近年最も選ばれているのが、旅行予約サイトで事前確保できる直通シャトルです。
特に九份の夜景を満喫した後の帰路は路線バスが長蛇の列になり、乗車まで1時間近く待たされることも珍しくありません。指定席感覚で座ってスムーズに戻れる快適さは大きな魅力です。
予約制シャトルの特徴
- 出発地:西門町などの主要駅前からダイレクト運行
- 確約シート:事前予約のため満席立ち乗りや乗車拒否の心配なし
- 効率的な往復プラン:夕暮れ〜点灯時間をしっかりカバーしたタイムテーブル
🚌 台北 ⇄ 九份 直通シャトル・日帰りツアーを探す
西門発着の往復シャトル便や、十分(天燈上げ)・野柳・猴硐を1日で効率よく巡れる人気日帰りツアーは事前予約がスムーズです。
⑤ タクシー・貸切チャーター
台北市内からホテル前発着で直行できるタクシー・チャーター車は、ファミリーや高齢者同伴、グループ旅行に最適です。
- 台北市内〜九份老街 タクシー目安:片道 1,000〜1,300元前後(乗車人数で割れば手頃)
- 瑞芳駅〜九份老街 定額タクシー:片道 220元(新北市政府公定運賃※現地掲示要確認)
- 1日貸切チャーター:台北発〜野柳〜十分〜九份などを自由に組める貸切プラン(約6〜8時間)も人気です。
🚕 台北 ⇄ 九份 貸切チャーター・タクシープランを探す
ご家族やグループでの移動には、ホテルから直接向かえる貸切チャーターが圧倒的に便利です。野柳や十分など周辺の観光地と自由に組み合わせて効率よく回れます。
九份から台北への「帰り方」|バスの大混雑を避ける注意点
九份観光で最もトラブルになりやすいのが「帰りの足」です。提灯が点灯する18:00〜19:30頃をピークに、帰りのバス停「九份老街(基山街出口上り側)」には数十〜百人規模の列ができます。
- 1つ手前のバス停から乗る:老街バス停が満員で通過される場合、坂を少し登った「九份警察署(九份派出所)」や「金瓜石」側停留所まで移動して乗車する。
- タクシーで瑞芳駅へ戻り台鉄利用:乗り合いタクシー(定額運賃)等で瑞芳駅まで下り、台鉄の電車で台北へ戻る。
- 往復シャトルを事前予約しておく:集合時間と席が決まっているため、並ばずに帰路につけます。
九份と十分は1日で回れる? おすすめ王道モデルコース
「九份の提灯街」と「十分の天燈上げ(ランタン飛ばし)」はセット観光の定番です。公共交通機関で同日に回るなら、以下の順序が最もスムーズです。
おすすめ日帰りモデルルート
- 10:00 台北駅発:台鉄で瑞芳駅へ、平渓線に乗り換えて十分駅へ
- 11:30〜14:00 十分老街:線路上で天燈上げ体験&名物グルメ
- 14:00 十分駅発:平渓線で瑞芳駅へ戻る(約30分)
- 15:00 瑞芳駅発:バス(788/965/1062等)で九份老街へ(約15分)
- 15:30〜19:30 九份老街:茶藝館でティータイム、夕暮れ・ライトアップ鑑賞
- 19:30 九份発:直通バスまたは予約シャトルで台北へ帰還
九份観光の持ち物・事前準備チェックリスト
- ✅ 悠遊カード(EasyCard):バス・電車の乗降がワンタッチでスムーズ(残高200元以上推奨)。
- ✅ 歩きやすいスニーカー:石段や急な坂道が多いため、ヒールや滑りやすいサンダルはNG。
- ✅ 折りたたみ傘・レインウェア:九份は「年間300日雨が降る」と言われるほど天候が変わりやすい山間地です。
- ✅ 現地通信手段(台湾eSIM・SIMカード):バスのリアルタイム運行状況(台湾バスアプリ)やGoogleマップ検索に必須。
九份へのアクセスに関するよくある質問(FAQ)
Q. 台北から九份への最安ルートは?
A. 965番バス(90元)または台鉄普通列車+路線バス(約64元)です。乗り換えなしの手軽さを考えると965番バスが最もコスパに優れています。
Q. 九份老街の滞在時間は何時間くらい見ておくべき?
A. 食べ歩きとお土産選びのみなら約2時間。茶藝館でのお茶体験や夜景鑑賞も含めるなら3〜4時間程度確保するのがおすすめです。
Q. 帰りのバスは何時頃まで走っていますか?
A. 965番・1062番ともに平日・休日問わず21時頃まで運行便がありますが、夜遅くなるほど本数が減り混雑します。20時前後の移動を目安にするか、最終便を事前にアプリや時刻表で必ず確認してください。
あひる通信で台湾旅行をもっと楽しむ
九份だけでなく、台湾旅行では交通、観光スポット、ホテル、通信環境などを事前に準備しておくと、現地での移動がよりスムーズになります。
あひる通信では台湾旅行に役立つ情報を紹介しています。


まとめ:旅のスケジュールに合わせた最適な交通手段を選ぼう

台北から九份へのアクセスは、出発地と重視するポイントによって正解が分かれます。
- 西門・台北駅周辺から安く直通したい → 965番バス
- 東区・忠孝復興・松山周辺から直通したい → 1062番バス
- 十分も同日に回りたい → 台鉄+バス
- 混雑を避けて座って往復したい → 予約制直通シャトル
九份は夕暮れから提灯が灯る時間帯が最も美しい見どころです。帰りの交通手段をあらかじめ確保して、ノスタルジックな九份の街歩きを満喫してください!


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