台湾旅行で「台北だけでなく、台中や台南、高雄まで足を延ばしたい」と考えていませんか?
そんな人に注目したいのが、台湾をお得に周遊できる「Taiwan PASS(台湾パス)」です。
Taiwan PASS(台湾パス)は、台湾の主要都市を結ぶ鉄道に加えて、都市MRTや観光地へのアクセスに利用できる3つの主要交通チケットがセットになった便利なパス。
新幹線乗り放題に加えて、主要都市のMRT(地下鉄)や観光バス(台湾好行)もセットになったお得なチケットですが、旅行前には誰もがこう悩みます。
「自分のような旅行プランでも元は取れる?」
「単体の新幹線割引チケットを買うのとどっちが安いの?」
この記事でわかること
- Taiwan PASS(台湾パス)の料金と種類:高鉄版・台鉄版の違いと選び方
- Taiwan PASSは本当にお得?:通常の乗車券と比較して、どれくらい節約できるのか
- 台湾パスで元を取る方法:台北・台中・台南・高雄を巡る旅行での活用法
- Taiwan PASSの購入方法と使い方:購入から乗車までの流れをわかりやすく解説
- 購入前に知っておきたい注意点:利用条件を確認し、自分の旅行に合うか判断するポイント
【早見表】単体新幹線チケット vs 新幹線乗り放題台湾パス どっちを買うべき?
旅程によって最適なチケットは異なります。以下の基準で選べば失敗しません。
| 旅行プラン | おすすめチケット | 選ぶ理由 |
|---|---|---|
| ・台北から高雄・台南へ向かい、そのまま帰国(片道利用) ・2人以上で偶数人数の旅行(買一送一キャンペーン狙い) |
単体新幹線割引チケット(最大実質50%オフ) | 片道のみならTaiwan PASSだと余剰が出るため、単体の外国人割引がお得。 |
| ・台北 ↔ 高雄・台南・台中の「往復」を利用する ・1人旅で新幹線に乗る ・MRTや観光バスも使ってあちこち周遊したい |
Taiwan PASS (台湾新幹線3日間乗り放題) |
1人旅でも確実に大幅割引になる上、往復するだけで即元が取れる! |
Taiwan PASS(高鐵版)に含まれる超豪華なセット内容
Taiwan PASS(高鐵版)は、新幹線だけではありません。以下の3つの交通機関がすべてセットになっています。
- 台湾新幹線(台灣高鐵):指定席・自由席が連続3日間乗り放題
- 主要都市のMRT(地下鉄):以下からいずれか1つを選択
- 台北MRT 2日乗り放題パス
- 桃園空港MRT 往復乗車券
- 台中MRT 2日乗り放題パス
- 高雄MRT+高雄ライトレール(軽軌)2日乗り放題パス
- 観光シャトルバス(台湾好行):定番観光地へ行ける路線からいずれか1つを選択
- 日月潭線(往復チケット)
- 阿里山線(往復乗車券)
- 墾丁エクスプレス(高雄・左営 ↔ 墾丁 往復チケット)など
💡 高雄を拠点にするなら「墾丁(ケンティン)エクスプレス」のセットが最強!
高雄(左営駅)から台湾最南端のリゾート「墾丁」へ行くバスは往復約800台湾ドル(約4,000円)かかります。これもTaiwan PASSなら無料対象に含まれるため、さらにお得度が跳ね上がります。
Taiwan PASSを利用する前の注意点(落とし穴)
- 前日までのアプリ登録が必須:現地駅についてから買ってもすぐには使えません。必ず事前にKlook/KKdayで購入し、「Taiwan PASS専用アプリ」にバウチャーコードを紐付けておきましょう。
- 座席指定は窓口またはWebで行う:自由席はパス提示で乗れますが、指定席を取りたい場合はアプリまたは窓口で座席予約を行ってください。
- 台湾籍(台湾パスポート)の方は利用不可:外国人観光客専用(ノービザ入国者対象)のパスです。
Taiwan PASS(台湾パス)ってなに?
Taiwan PASS(台湾パス)は90日以内のビザ免除で台湾に入国する外国人が購入できる周遊パス。
台湾新幹線もしくは台湾鉄道3日間乗り放題パス、台北、桃園、台中、高雄の4都市のMRTのどれかを選んで乗り放題になる交通パス、台湾観光地と主要駅を結ぶ高速バスなどが利用できる交通パスの3つがセットになっています。
Taiwan PASS(台湾パス)で何ができる?
* 高鉄版(90日以内ノービザ滞在の外国人のみ)
連続した3日間台湾高速鉄道(台湾新幹線)が乗り放題になるチケットがバンドルされています。指定席もしくは自由席が乗り放題です。
* 台鉄版(外国人と台湾人も利用可能)
連続した3日間台湾鉄道(台湾版JR)が乗り放題になるチケットがバンドルされています。台湾新幹線が通っていない宜蘭、花蓮や台東へ旅行に行くのに便利です。
Taiwan PASS(台湾パス)に共通して付帯する交通チケット
MRT(地下鉄)
台湾4大都市のMRTチケットのどれかを選べます。選べるのは次の4種類のうち一つです。
・北北基おもしろカード:2日間台北MRTが乗り放題になります。台湾好行が運行する高速バスの6路線(九份金瓜石線・北投竹子湖線・木柵平渓線・皇冠北海岸線・黄金福隆線・海浜奇基線を含む。)、台北・新北・基隆の市バスも乗り放題。九份などへのアクセスに便利です。
・桃園空港MRT往復チケット:桃園国際空港と台北市内を結ぶ桃園MRTの往復チケット。桃園から台北へのアクセスがとても便利です。
・台中MRT旅行チケット:台中MRTが48時間乗り放題になるチケットです。台中市内の観光に便利です。チケットはQRコードタイプで、台湾パスアプリで取得できます。
・高雄MRT・LRT乗り放題チケット:高雄市内のMRTとLRTの2日間乗り放題チケット。アプリからQRコードチケットをダウンロードして使用します。高雄市内の観光に便利なチケットです。
観光名所アクセスバス
台湾各地の観光名所と主要駅を結ぶアクセスバス等のチケットがついています。現在以下のチケットからどれか一つを選んで使用できます。
- 台北―宜蘭を結ぶバス乗車券
- 台中MRTとバス48時間乗り放題チケット
- 台中―日月潭高速バス往復チケット
- 嘉儀―阿里山山林鉄道片道チケット
- 高雄市内の公共交通が48時間乗り放題のMeN Goチケット
- 高鉄左営高鉄駅から墾丁を結ぶ高速バス往復チケット
- レンタカー割引券、24時間スクーターレンタルチケット
2026年のTaiwan PASS(台湾パス)は何が変わった?
連続する3日間台湾高速鉄道(台湾新幹線)が乗り放題になる外国人ツーリスト向けの高鉄版と、連続する3日間台湾鉄道(台鉄)が乗り放題になる全ての人が購入できる台鉄版から選べます。
基本メニューが台湾新幹線か台湾鉄道、地元の交通は台北、桃園、台中、高雄MRTの4つからチョイス、さらに観光地へのアクセスに便利な観光バスもしくは鉄道がセットされています。
高鉄版と台鉄版の比較
| 項目 | Taiwan PASS 高鉄版 | Taiwan PASS 台鉄版 |
|---|---|---|
| 料金 | NT$2,800(約14000円) | NT$2,500(約12500円) |
| 鉄道 | 台湾高速鉄道(高鉄) | 台湾鉄路(台鉄) |
| 鉄道の利用期間 | 連続する3日間 | 連続する3日間 |
| 都市MRT | 4都市から1つ選択 | 4都市から1つ選択 |
| 景区接駁 | 15種類から1つ選択 | 15種類から1つ選択 |
| 外国人旅行者 | 利用可能 | 利用可能 |
| 台湾在住者 | 利用不可 | 利用可能 |
Taiwan PASS(台湾パス)の料金はいくら?
高鉄(台湾新幹線乗り放題)版の料金
料金はNT$2,800(約14,000円 為替レートにより変動)です。
台北から高雄までの距離は約300キロ。東京から名古屋までの距離とほぼ同じですが、東海道新幹線の場合、指定席往復で22,600円ですので台湾新幹線の方がかなり安いですね。
台湾鉄道版の料金
料金はNT$2,500(約12500円 為替レートにより変動)です。
台湾全国を網羅する台湾鉄道に乗り放題なので、花蓮や台東など台湾東部への旅行を考慮している方におすすめです。
台湾新幹線版と比較するとNT$300(約1500円)割安です!
MRTと観光シャトルもセットになっている
それぞれを別に購入するよりもさらにお得に利用できるので、浮いたお金で台湾の美味しいご飯を食べたり、お土産を買ったりできちゃうのが魅力です。
Taiwan PASS(台湾パス)は本当にお得?通常料金と比較してみた
気になるのが3日間台湾新幹線乗り放題つきTaiwan PASS(台湾パス)がどれくらいお得なのかですね。比較してみるとどれくらい得になるのかがわかります。
高鉄で台北→台中→台南→高雄を移動した場合
台湾西側のゴールデンコースとも言えるのが、台北、台中、台南、高雄を回る周遊コースです。四つの都市を台湾新幹線で指定席を購入して移動する場合と比較してみました。
通常料金
| 区間 | 普通車両 | ビジネス車両 | 自由席 |
|---|---|---|---|
| 台北―台中(片道) | NT$700 | NT$1,250 | NT$675 |
| 台中―台南(片道) | NT$650 | NT$1,180 | NT$630 |
| 台南―高雄(左営)(片道) | NT$140 | NT$410 | NT$135 |
| 帰路:高雄(左営)―台北 | NT$1,490 | NT$2,440 | NT$1,445 |
結論:Taiwan PASS(台湾パス)が断然お得!
| 通常料金(指定席) | 通常料金(自由席) | Taiwan PASS |
|---|---|---|
| NT$2,980 | NT$2,885 | NT$2,800 |
MRTと観光シャトルまで利用するとさらにお得
先ほどは単純に台湾新幹線のみを利用した場合を紹介しましたが、MRTや観光シャトルバスを利用すると、その分の費用がさらに加算されるので、お得度が違います。
例えば高雄に到着後、墾丁でリゾートを楽しむ場合、左営から墾丁行きの高速バスを利用するのが一般的です。

墾丁快線というバスを利用しますが、片道のバス料金は大人がNT$401(約2000円)で、往復だとNT$802(約4010円)です。
高雄に戻って高雄市内をMRTやLRTで観光する場合、1日フリーきっぷがNT$199(約1000円)、2日フリーきっぷがNT$299(約1500円)ですので、台湾新幹線のお得分と合わせると最大でなんと約6400円分もお得に!
Taiwan PASS(台湾パス)の使い方
Taiwan PASS(台湾パス)の使い方をマスターしておきましょう。
① Taiwan PASS(台湾パス)を購入
KKday、Klookなどの旅行代理店サイトでTaiwan PASS(台湾パス)を予約します。支払いはクレジットカード払いです。
1.台湾パス商品ページにアクセスし、プランを選択後、購入予約ボタンをクリック
2.予約者情報を入力します。支払いはクレジットカードもしくはPayPay(KKdayのみ対応)が選択可能
3.完了後申込内容を確定して決済するをクリック。これで購入完了です。
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※乗車前日までにアプリ連携・バウチャー発行が必要です
② 引き換えコードを受け取る
メールでTaiwan PASS(台湾パス)に引き換え可能なクーポンコードが送付されます。
③ Taiwan PASS(台湾パス)アプリを準備
Taiwan PASS(台湾パス)をあらかじめスマートフォンにインストールしておきましょう。

④ パスを登録する
アプリの右上にある+ボタンをタップして、12桁の引き換えコードを入力します。
メイン画面にTaiwan PASS(台湾パス)が登録されたことを確認しましょう。
⑤ 利用開始

台湾パスが表示されるので、利用期間を確認します。利用期間内にチケットを利用します。期間が過ぎると無効になるので注意してください。
⑥ 高鉄・台鉄・MRT・景区接駁を利用する

Taiwan PASS(台湾パス)アプリを開き、購入したパスをタップすると、利用できる交通機関のメニューが表示されます。高鉄(台湾新幹線)、MRT、人気観光地交通からそれぞれ一つを選択することで、それぞれの交通機関が利用できます。
台中MRT、高雄MRT及びLRTのチケットはQRコード方式です。改札を通る際にQRコードをかざして入退場しましょう。
高雄MRT、LRTの乗り方はこちらの記事を確認してください:

Taiwan PASS(台湾パス)はどこで買うのがお得?
台湾パス購入でおすすめはKlookとKKdayの2社です。どちらとも外資系の旅行代理店ですが、日本語ページもあり、予約がワンストップでできるというメリットがあります。会員ランクに応じて無料eSIMがもらえる特典が付帯するなど、サービスも充実。
Taiwan PASS(台湾パス)を利用するときの注意点
Taiwan PASS(台湾パス)を利用する際に注意しておきたいポイントをまとめました。購入してからしまった!と後悔する前にポイントを押さえておきましょう。
すべての台湾の交通機関が乗り放題ではない
利用できるMRTは選択制
MRTは台北、桃園、台中、高雄の4つから選択します。すべてのMRTが乗り放題ではないので、注意が必要です。
人気観光地交通も対象路線を確認する

人気観光地交通の対象路線は、表示される路線から1つを選択します。阿里山鉄道は片道のみなので、往復利用の場合は帰路の切符購入が必要です。
高鉄版と台鉄版を間違えない
Taiwan PASS(台湾パス)は台湾新幹線と台湾鉄道の2種類があります。どちらの鉄道を利用するか事前に計画を立ててから、購入するようにしてください。
利用開始日と有効期間を確認する
有効期限は台湾新幹線、台湾鉄道ともに連続する3日間です。旅行開始から3日が過ぎると無効になるので注意してください。
Taiwan PASS(台湾パス)と他の交通カード・チケットを比較
Taiwan PASS(台湾パス)と他の交通カード・チケットを比較してどれくらいお得になるかを確認しておきましょう。
| 項目 | Taiwan PASS | 悠遊卡(EasyCard) | 高鉄の通常きっぷ |
|---|---|---|---|
| 高鉄 | ○ | × | ○ |
| 台鉄 | ○ ※台鉄版 |
○ | × |
| MRT | ○ ※対象都市から選択 |
○ | × |
| 観光シャトル | ○ ※対象路線から選択 |
△ 路線による |
× |
| 長距離移動 | ◎ | △ | ○ |
| 複数都市の周遊 | ◎ | △ | ○ |
| 市内観光 | ○ | ◎ | × |
| おすすめの旅行スタイル | 台湾を複数都市周遊 | 市内交通を中心に利用 | 高鉄を必要な区間だけ利用 |
結論:
3日で台北、台中、台南、高雄を周るなら台湾新幹線乗り放題Taiwan PASS(台湾パス)を買え!

台湾国内を北から南まで旅行する場合、Taiwan PASS(台湾パス)がお得です。3日を超える旅程で縦断する場合は、周遊券の利用を検討しましょう。
まとめ
Taiwan PASS(台湾パス)は短期間で台湾縦断旅行を計画する旅行者にはメリットが大きいチケットです。
1週間程度時間をかけて横断する場合には、Taiwan PASS(台湾パス)のメリットは小さくなってしまいます。その場合は外国人向けの割引チケットを検討してください。

台北から高雄へ往復し高雄や台南に2泊3日滞在するといったプランであれば、Taiwan PASS(台湾パス)がおすすめの選択肢になります。


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