台湾は外食文化が盛んなので、多くの家庭では外食をしたりお弁当やお惣菜を持ち帰ったり(外帯)するのが一般的です。家を借りる場合、開伙不可(自炊禁止)という家も少なくありません。そこで多くの市民が利用するのが「市場」なのですが、お惣菜やお弁当なども購入できる「夕市」も発達しています。今回高雄市の代表的な「夕市」である自由黄昏市場に行ってきました。
自由黄昏市場とは
台湾の市場というと「朝市」や「夜市」を思い浮かべるかもしれませんが、台湾には夕方に開かれる「夕市(黄昏市場)」があります。高雄市内のおすすめの「夜市」については過去記事を参考にしてください。
自由黄昏市場とは自由路に面した広大な敷地に広がる「夕市」です。高雄市内にはいくつもの「黄昏市場」がありますが、最大級の広さを誇るのが「自由黄昏市場」です。
市場内にはブティックやカバン、寝具、日用雑貨、時計、生活便利品を販売する市場と肉や魚、野菜、果物などを販売する生鮮市場、飲料や総菜などを販売する店舗などが出店していて、ここに行けば生活で必要なものがほとんどそろってしまいます。
マッサージ店も出店しています。肩もみならなんと100TWD(約370円)~!
値段は手ごろで中にはタイムセールやバーゲンセールを実施する店舗もあり、「サザエさん」で登場するバーゲンセールの争奪戦さながらの臨場感があります。
市場内で食事を取ることも可能
市場内には食事ができる店があって、カウンター越しに食事を楽しむ家族連れの姿も見られます。いわゆる台湾小吃のお店もあって、肉圓、餛飩麵、臭豆腐、珍珠奶茶、豆花、緑豆湯などの食も楽しめます。
持ち帰れるお惣菜やお弁当も充実
ケーキを売るお店や烤鴨、中華粽(ちまき)、壽司、生魚片(お刺身)、饅頭、麵包(パン)、油飯(中華風おこわ)、碗粿などを販売するお店もあるので、ここで食事を取らずに持ち帰りにしてホテルや自宅で食べるのもいいかもしれません。私も仕事の帰りに時折自由黄昏市場に寄るのですが、たくさんのお惣菜が売っているので、思わず買いすぎてしまうことがよくあります。
自由黄昏市場名物「碗粿」。日本の茶わん蒸しみたいですよね。
烤鴨は一盛100TWD~ ビールのつまみに最高です
野菜や果物などの生鮮食品も豊富
自由黄昏市場には新鮮や野菜や果物、精肉や魚介類も売っています。精肉は鳥や豚などの各部位がそのまま販売されているので、苦手な人は早めにスルーするといいかもしれません。野菜はパックに詰めてあるものや、量り売りのものもあり、見ていてとても面白いと思います。高雄の市民の生活を観察できます。
果物も量り売りしていますので、お惣菜と一緒にホテルに持ち帰って南国のフルーツを楽しむのもいいかもしれません。店舗によってはカットフルーツ「水果切盤」を販売しているところもあるので、いろいろなフルーツを楽しみたい場合におすすめです。
自由黄昏市場を訪れるベストタイム
自由黄昏市場は「夕市」なので開催している時間に注意してください。午後3時ころから開いていますが、夕方4時を過ぎると買い物客が次々とやってきて市場がにぎわいます。最もにぎわうのが夕方5時~7時ころ。7時を過ぎると店がどんどん閉まってしまいます。
自由黄昏市場の営業時間
午後3:30~午後8:00(基本的に毎日営業)
旧正月(過年)、中秋などの連休時期は休場です。
自由黄昏市場へのアクセス
自由黄昏市場へは高雄地下鉄MRT(高雄捷運)レッドライン(紅線)生態園區站下車、1番出口から孟子路を西に進み、自由路との交差点の右側にあります(徒歩約10分)
「自由黄昏市場」住所:高雄市左營區自由三路與孟子路交叉口
高雄地下鉄MRT(高雄捷運)の乗り方は下記エントリー記事で紹介しています。
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