台湾ドルなどの現地通貨を手に入れるのに便利なのが、銀行のATMを利用した海外キャッシングです。キャッシングという言葉に抵抗を感じる人がいるかもしれませんが、実際に利用してみるととても便利だということに気づきました。
今回台北富邦銀行高雄支店でクレジットカードの海外キャッシングをしてみましたので、情報をまとめてみました。
台湾の銀行ATMで海外キャッシングをする手順
キャッシングで利用してみたのがエポスカードです。エポスカードは年会費無料で海外旅行保険が自動付帯のコスパに優れたクレジットカードです。審査基準が緩くクレジットカード初心者でも手に入れやすいという特徴があります。即日発行にも対応しています。
エポスカードはポイントサイト《ハピタス》経由で申し込むのがおすすめ。エポスカードの入会特典と現金やマイルに交換できるハピタスポイントが合わせてもらえます。
銀行のATMにクレジットカードを挿入
暗証番号を入力
「請輸入卡片密碼」と表示されたらクレジットカードに設定済みの暗証番号(4ケタ)を入力します。ちなみに台湾のキャッシュカードの暗証番号は6ケタなので、4ケタの暗証番号を押したら必ず確認を押してください。
引き出したい金額を選ぶ
画面に表示されている以外の金額を引き出したい場合は、「其他金額」を選択して必要な額を入力します。
キャッシング承認
クレジットカードキャッシングが承認されると「交易成功」と表示されます。ちなみに暗証番号を間違えると「交易失敗」と表示され、クレジットカードが返却されます。
クレジットカードの返却
カードが返却されたら抜き取りましょう。まだ私はカードがATMに飲み込まれれたことはないのですが、もし飲み込まれてしまったら、近くにいる銀行員かATMに設置されている受話器で伝えてください。
現金取り出し
現金の取りだしは30秒以内に行います。落ち着いてお金を取り出してください。その後利用明細が発行されます。
手数料
クレジットカードの海外キャッシングを利用する場合、カード会社が定めた手数料が加算されます。ATM利用手数料は日本円で請求されます。
エポスカードの海外キャッシングATM手数料:
利用金額1万円以下:108円(税込)
利用金額1万円以上:216円(税込)
ATM利用手数料に加えて、海外キャッシング利用金額に対して利息が発生します。金利はクレジットカード会社によって異なります。
ちなみにエポスカードは初回30日以内の手数料が無料になるため、初回30日以内に限りATM利用手数料しかかかりません。
コンビニエンスストア(セブンイレブン、ファミリーマート【全家】など)でキャッシングを利用する場合は別途手数料(100TWD程度)が発生するため、可能であれば空港もしくは銀行のATMを利用することをお勧めします。
まとめ
台湾でクレジットカードを利用して海外キャッシングをするのはとても簡単です。手軽に地元通貨(台湾ドル)を引き出せます。特にLCCなどの深夜到着便を利用する場合、両替窓口が閉まってしまうため、現金での両替が翌日までできなくなります。そのような場合でも海外キャッシングなら24時間可能なので、重宝することでしょう。
キャッシングを利用する場合、金利が低いクレジットカードを利用することで、手数料を大幅に節約できます。繰り上げ返済ができるカードをであれば、繰り上げ返済して手数料を抑えましょう。
海外キャッシングで引き出した台湾ドルを現地の銀行口座に預けておけば、盗難の心配がなくなるので安心です。台湾での銀行口座開設と開設に必要な統一証号(マイナンバー)取得方法については過去記事を参考にしてください。