台湾らしさを味わいたいと思ったら、地元の市場をのぞいてみるのがおすすめ。今回高雄の地元で愛されている夕市「英明黄昏市場」に行ってみました。
英明黄昏市場とは
黄昏市場と聞くと自由黄昏市場が有名ですが、英明黄昏市場はさらにローカルな夕市です。観光マップには乗っていないのでローカル感があふれています。
自由黄昏市場ほど規模は大きくないので、高雄市民の日常が味わえます。ただし中国語か台語以外は全く通じません。商品を購入したい場合は欲しいものを指さしするか、筆談でチャレンジしてみてください。
英明黄昏市場の特徴は「上班族」と呼ばれる人たちが利用しやすいようにお惣菜などがメインで販売されている市場です。
「炸物」(揚げ物)や
台湾ならではの伝統的な食べ物である「滷味」、
「餛飩」(ワンタン)や水餃子、「烤鴨」(北京ダック)などが格安で販売されています。
チャーハンやビーフン、
イカや魚の塩焼き
スープ類
見ているだけできっとおなかが空いてくることでしょう。
日用品や衣服を販売するお店もあり主婦などでにぎわいます。
新鮮な食材が手に入る
英明黄昏市場にはおかずを販売するお店以外に、海産物や野菜、果物を販売するお店が軒を連ねています。海産物屋では高雄港で水揚げされた新鮮な魚介類が並んでいます。
生きたエビのつかみ取りや伊勢海老、ハマグリやアサリ、
刺身などが販売されています。
野菜は地場産のものが中心ですが、台湾の各地から届いた新鮮な野菜が並んでいます。基本的に量り売りですが、束になっている野菜は一束当たりの値段で販売されています。
新鮮な果物も販売されていますが、「切盆」と呼ばれるカットフルーツもあるので、宿泊先に持ち帰って食べてみるのもいいかもしれませんね。
英明黄昏市場を訪れるベストタイム
英明黄昏市場は午後2時から始まりますが、最もにぎわうのがお勤め帰りの客が訪れる16:00~18:00頃です。
客が増えれば増えるほどお店の人のボルテージが上がって威勢の良い呼び込みがあちこちで聞こえます。遅くなるとお惣菜類はほとんど売り切れてしまうので、早めに訪れてお惣菜を購入することをおすすめします。
市場内には食事がとれるスペースがないので、宿泊先や自宅に持ち帰るか近くの公園で取ると良いかもしれません。
英明黄昏市場へのアクセス
英明黄昏市場は高雄地下鉄MRT(高雄捷運)の駅から離れているので、タクシーもしくはバスでのアクセスをおすすめします。バスで行く場合は高雄地下鉄MRT(高雄捷運)橘線(オレンジライン)文化中心站下車後168東幹線に乗り武昌路口下車徒歩約3分です。