高雄市の郊外岡山區の南に位置するのが橋頭區。
橋頭には日本統治時代に建設された橋頭製糖工場跡地があり台湾高雄の観光スポットとしても人気があります。今回橋頭にあるローザオファン(肉燥飯)の名店橋仔頭黃家肉燥飯に行ってみました。
のどかな橋頭
ここが高雄?と思わず声を上げてしまいたくなりそうなほど、橋頭の駅を降りると橋頭製糖工場跡地側にはのどかな風景が広がっています。
橋仔頭黃家肉燥飯は反対側のメインストリート側にあります。界隈は橋頭老街と呼ばれていて、どこか懐かしい街並みが広がっています。観光がてらこのあたりをぶらぶらするのも面白いですよ。
ミシュランのビブグルマンにも選ばれた名店
ミシュランガイドビブグルマンは低予算でも美味しい料理が食べられるお店が選出されます。高雄市内には2024年現在27件のお店がビブグルマンのリストに掲載されています。橋仔頭黃家肉燥飯もその一つです。
開業70年の老舗
橋仔頭黃家肉燥飯は1952年に現在の橋頭に開業したお店で、現在の店主は3代目。開業当時から受け継がれる味を今も守り抜いています。
黃家肉燥飯のメニュー
メニューは至ってシンプルでカウンターに並んで注文するスタイル。
食べたいメニューをカウンターで注文して先にお金を支払います。
おすすめはやはり肉燥飯!そぼろ肉をとろとろになるまで煮込んだアツアツの肉燥を、ご飯の上に盛り付ける高雄式ファーストフード。他にもお肉のとろみスープ肉焿(羹)や燙青菜(湯通し野菜にたれをかけて食べる)などもおすすめ。今回は看板メニューの肉燥飯と魚丸湯(魚のすり身だんごスープ)を注文してみました!
新鮮な豚肉を使った各種豚肉料理
カウンターには新鮮な豚のモツがトレーに載せられています。
これを食べやすい大きさに切って盛り付けたのが写真の綜合切料盤です。必要な場合はセルフサービスでトレーに載せる方式です。
定番の肉燥飯
肉燥飯はお肉がしっかり煮込まれていて、口に入れるととろりと溶けてしまうほどの柔らかさ。日本人が苦手な八角の香りはほとんどしないので安心して食べられます。デフォルトでパクチーが入っていますので、パクチーが苦手な人はメモで「不要香菜」と書いて渡すとパクチー抜きの肉燥飯を提供してくれます。肉燥飯に合わせて滷蛋(味付けたまご)を追加注文しましたが、卵は味がしっかり染みていてこれもまた美味。
魚丸湯は魚のすり身だんごが入った薄味のスープで、鰹節が効いていてこちらも美味。やはりパクチー入りなので、パクチーが苦手な人はパクチー抜きを頼みましょう。
まとめ
橋仔頭黃家肉燥飯は高雄メトロレッドライン橋頭火車站(旧駅名:橋頭糖廠站)
もしくは台湾鉄道橋頭火車站から徒歩約9分です。台湾旅行で高雄で美味しいお店を探したいと思ったあなたにおすすめのお店です。
橋仔頭黃家肉燥飯
電話:07-6123253
住所:高雄市橋頭區橋南路106號
営業時間:8:30 – 17:30 定休:月曜日
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