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【LCC】タイガーエア台湾IT753福島―台北(桃園)搭乗記(レビュー)

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福島空港と台湾桃園国際空港を結ぶチャーター便タイガーエアIT753便。今回はタイガーエアIT753便の搭乗レビューです。

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福島空港へのアクセス

福島空港へのアクセスは郡山駅からの高速バスかタクシー、自家用車でのアクセスが基本のようです。

今回私は東北新幹線で郡山駅に向かいました。

12月で郡山は真冬の寒さ。雪はありませんでしたが、朝はかなり冷え込みます。この日の気温は0℃。ホットコーヒーが飲みたくなります。

高速バスで福島空港へ

郡山駅からは福島空港行きの高速バスが運行されています。

各フライトの出発に間に合うように時刻が設定されているので、とても便利です。タイガーエア台湾の台北桃園空港行きIT753便と桃園発福島空港行きIT752便の出発と到着時刻に合わせてバスが運行されています。

福島 → 台北 IT753便 12:30発 15:40着(運行日:火・金)
台北 → 福島 IT752便 07:40発 11:40着(運行日:火・金)

チャーター便によるフライトですが、一般の方もタイガーエアホームページもしくはサプライスなどの旅行代理店サイトでチケットが購入できます。

福島空港を発着するタイガーエアは火曜日と金曜日の週2便体制。福島交通による運行です。時刻表は次のとおりです:
福島空港行き 毎週火・金曜日運行
郡山駅発 AM9:25 福島空港着 AM10:10
郡山駅行き 毎週火・金曜日運行
福島空港発 PM1:20 郡山駅着 PM2:00
最新の時刻:福島空港ホームページで確認できます。
運賃(片道):大人¥1,120/小人¥560

支払いは現金のほか、PayPay、Alipay、LINE PAY、楽天ペイ、J-Coin Pay、JCBのタッチ決済、American Expressのタッチ決済、Visaのタッチ決済に対応しています。

郡山駅前バスターミナルの券売所でも空港行きのバスチケットが購入できます。クレジットカード払いにも対応しています。

福島空港行きは4番乗り場から出発します。

バスのトランクルームにスーツケースを無料で預けられます。大きな荷物があっても安心して空港に向かえるのは助かりますね。

乗車人数は10名程度。チャーター便なので台湾の観光ツアー客利用が多いせいなのか、個人利用は少ないのでしょうね。バスはwi-fi完備で快適です。

足元は結構ひろびろ。タイガーエアよりも?広い足元で快適です。

福島空港には2300台の無料駐車場が用意されています。車でアクセスする場合も無料で駐車できるのはありがたいですね。1週間以上駐車する場合には届出が必要です。福島空港ホームページで届出用紙をダウンロードできるので、1週間以上駐車する場合には必要事項を記入して空港の窓口に提出しましょう。

バスの中で福島銘菓ままどおるをいただきます。

山間の道を進み福島空港が見えてきました。

福島空港に到着

福島空港に到着しました。福島空港は須賀川市と玉川村にまたがっています。

須賀川といえばウルトラマンの生みの親円谷英二監督の出身地。須賀川市内のあちこちにウルトラマンのモニュメントがあります。福島空港もウルトラマンがお出迎え。

空港はコンパクトながら必要な設備は一通り揃っています。1階は国際線カウンター、国内線カウンターとコンビニがあります。2階はレストランやお土産コーナーなどがあり必要なものは空港で手に入ります。

福島空港の売店で台湾フェアが開催されていました。台湾ビールや黑松沙士,蘋果西打、パイナップルケーキ(鳳梨酥)、台湾メンマなどが販売されています。台湾のものが欲しくなったら福島空港に行けば手に入るかもしれませんね。

国内線カウンターはこんな感じです。

搭乗手続き(チェックイン)

タイガーエア台湾の搭乗手続き(チェックイン)はフライト出発2時間30分前から始まります。午前10時にチェックイン開始のアナウンスがあると、タイガーエアに搭乗する人の長い列が。90%は台湾からの観光客です。話を聞いてみると、福島県内の各地を観光で回ったそうで、台湾のツアー会社が全て手配をしてくれたそうです。チェックインはANAの職員が代行します。

カウンターでチェックインする前に預け入れ手荷物のX線検査があります。X線による検査が完了するとスーツケースの鍵の部分に封印シールが貼られてチェックインカウンターに進めるようになります。

チェックインでは受託手荷物と機内持込手荷物のチェックがあります。機内持込手荷物にはタイガーエアのタグが付けられます。フライトチケットを受け取ったらあとは保安検査開始を待ちましょう。

タイガーエアの手荷物に関する情報は過去記事に詳しくまとめています。

【LCC】タイガーエアの機内持込手荷物と受託手荷物検査は厳しい?
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保安検査開始までの間、2階のレストランで昼食をとりました。

今回はミックスフライ定食を注文。揚げたてのフライはサクサクでボリュームたっぷり。日本は白米が本当に美味しいですね。お腹がいっぱいになりました。

保安検査場前にはウルトラマンの銅像が!タイガーエアIT753便のチャーター便表示もありますね。

時間がかかる保安検査

福島空港の保安検査はレーンが1つしかないため時間がかなりかかります。最後尾に並びましたが、その後からも遅れてチェックインを済ませた人が列に並びます。

保安検査にかなりの時間がかかるので、行列の最後尾が保安検査入り口の近くまで来たときに並ぶのが良いかもしれません。それまで食事や休憩、買い物などを楽しみましょう。ただし遅れないように注意してくださいね。

制限エリアに到着

保安検査に40分以上かかってしまいましたが、なんとか制限エリアに入場できました。制限エリアには免税店があり、福島の名産品やお酒などが購入できます。

水やお茶などの飲み物は制限エリア内にある自動販売機を利用しましょう。スイカやiDなどのタッチ決済にも対応しているので、小銭がなくても大丈夫です。待合室には十分な数の座席があります。

搭乗開始

自動販売機で飲み物を買っている間に搭乗開始のアナウンスがありました。これから搭乗が始まります。ちなみにタイガーエアは食べ物などの機内持ち込みを禁止しています。飲み物も基本的に禁止なのですが、ミネラルウォーターやお茶などのペットボトルサイズの飲み物は持ち込んで飲んでも大丈夫のようです。水分を取らずに脱水症症を起こすと大変ですからね。

タイガーエア台湾の機内

機内はほぼ満席。日本人観光客もいらっしゃるようですが、ほとんどが台湾からの観光客。機内アナウンスは中国語、台湾語、英語、日本語の4カ国語での案内。今回の日本語アナウンスを担当したフライトアテンダントの日本語がとても上手で、日本人かと思いましたが、台湾人でした。

搭乗したのはエアバスA320。

A320NEOを期待していましたが、今回はA320の機材のため、足元はそれほど広くはありません。桃園国際空港までの4時間程度のフライトなら耐えられるスペースです。

福島空港の職員が手を振ってお別れ

シートベルトサインが消灯すると機内販売が始まります。事前注文した人から順番に機内食の配布が始まります。

今回私は台湾ビールを注文しました。提供は台湾スタイル。ぬるめの台湾ビールと氷がたっぷり入ったコップが渡されます。台湾では冷えてないビールを飲むこともあるので、冷えたビールを飲みたい時は氷を入れることがあるんですよね。台湾のFSC長榮(エバー航空)や華航(チャイナエアライン)は冷えたビールの提供だったので、常温ビールの提供はタイガーエアだけなのかもしれませんが。

メニューはこんな感じでした。

離陸から1時間程度経過して機長からの挨拶がありました。保安検査に時間がかかったため、桃園国際空港の到着が20分程度遅れることのお詫びと、到着時間の案内がありました。

台湾上空に入ると着陸態勢に入ります。ベルト着用サインが点灯し、徐々に高度を下げていきます。桃園には機長のアナウンス通り20分遅れの午後4:00に到着しました。

台湾の入国手続き

降機するとアフリカ豚熱非汚染国のタグが手渡されます。日本と台湾は世界でもごくわずかなアフリカ豚熱非汚染国。このタグを持ってイミグレーションに向かいましょう。

イミグレーション手前で係員にタグを手渡すと、非汚染国レーンを通ってイミグレーションに向かえます。

預け入れ手荷物を受け取り税関を通過しましょう。これから高雄まで台湾新幹線で帰ります。

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まとめ

タイガーエア台湾IT753便ですが、特に大きなトラブルもなく、快適にフライトが楽しめました。保安検査に時間がかかるのは他の地方空港でも同様ですが、それ以外は全て順調。成田や羽田、関空などと比較するとコンパクトな空港なので移動距離が少なく快適に利用できる空港です。福島空港発着便で台湾旅行を楽しんでみるのはいかがですか?

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