日本の新幹線技術を海外へ輸出した最初のケースが台湾新幹線(高鉄)です。高雄や台南などの南部へのアクセスは高鉄が最も速く快適です。今回外国人限定の台湾新幹線割引乗車券を購入して桃園国際空港から高雄へアクセスしてみました。
目次
E来台湾とは
E来台湾とは台湾旅行観光ガイドでおなじみの台北ナビの姉妹サイトで、台湾高鉄周遊券や外国人限定の割引チケットなどを販売する旅行サイトです。会員登録は無料で、会員になると外国人観光客向けの台湾新幹線(高鉄)割引Eチケットや台湾新幹線(高鉄)3日パス、フレキシブルパスなどを事前予約&購入できます。
海外観光客限定高鉄片道乗車券とは
今回購入してみた海外観光客限定高鉄片道乗車券とは観光ビザもしくは90日内の観光目的で入国する外国人が購入できる割引チケットです。(居留ビザを行使して入国する場合は利用できないので要注意!)
割引額は定価のなんと20%OFF!高鉄で販売するアーリーバード(事前購入割引)チケットのように時間指定が一切なく、どの列車でも利用できるのが特徴です。通常指定席往復が2660TWDかかるのに対して、このチケットならなんと2120TWD(540TWDもお得!)で購入できます。
Eチケットで乗車できるのは高鉄の自由席もしくは指定席で、指定席に乗車する場合は、駅の窓口で指定席の予約を行います。Eチケットの有効期間は予約完了日から89日以内。事前に乗車する日付を指定して購入することも可能です。その場合もEチケットを窓口で高鉄乗車券に交換する必要があります。
予約方法
E来台湾でチケットを予約する場合、E来台湾のホームページもしくはアプリで予約を行います。会員登録を事前に済ませる必要がありますが、Google+もしくはFacebookアカウントでのログインも可能です。今回私はGoogle+アカウントを利用してログインし、予約をしてみました。
E来台湾のホームページにアクセス
E来台湾のホームページにアクセスするとEチケットというタグがあるので、そこをクリック
商品を選択
今回は海外観光客限定高鉄片道乗車券を選択しました。他のフリーパスを予約したい場合は希望する項目を選択してください。
希望する乗車区間を選択
希望する乗車区間と人数を選択します。私は桃園から高雄(左営)までを選択しました。
予約情報を入力
予約フォームに予約内容を入力します。パスポートNOの入力が求められまるので、パスポートを手元に用意してください。パスポート姓、名の欄はパスポートに記載されているローマ字の氏名をそれぞれ入力します。間違えてしまうと当日乗車できない可能性があるので、慎重に入力してください。
予約代表者の情報入力
予約代表者の情報を入力します。電話番号は日本で利用している電話番号(携帯可)を入力します。
決済
クレジットカードでの決済になります。カード決済を選択し、予約確認ボタンクリックします。
カード情報の入力
カード情報入力画面が出たらカード情報を入力します。セキュア3D画面に接続されるので、あらかじめ設定しておいたクレジットカードのパスワードを入力します。クレジットカード以外にもデビットカードが利用できます。
予約完了
予約が完了すると予約完了画面が現れます。
実際にEチケットを利用してみる
専用アプリをインストール
Eチケットを利用するにはあらかじめE来台湾アプリをスマホにインストールしておいてください。アプリを開き、アプリ画面下の引き換えをタップします。
片道乗車券のEチケット情報画面が現れたら引き換えタグをタップします。
Eチケットが表示されるので、Eチケット画面とパスポートを高鉄の有人きっぷ売り場で係員に見せてください。
きっぷ売り場で引き換え
有人窓口で先ほどのEチケットとパスポートを提示します。係員はパスポートとスマホの画面をチェックし、チケットを発行します。座席指定をする場合はこの時点で希望する列車の時刻を伝えてください。
きっぷの発行
専用のきっぷが発行されました。
きっぷの使い方
乗車するとき
専用きっぷは自動改札の利用ができません。駅係員がいるインフォメーション(写真の右側)で専用きっぷとパスポートを提示します。係員はパスポートとチケットをチェックし、スタンプを押してくれます。同時にゲートを開けてもらいます。
乗り方は日本の新幹線と同じです。
指定された車両の座席に座ります。
下車するとき
専用きっぷは下車するときも自動改札を通過することはできません。駅係員がいる場所へ行き、専用きっぷとパスポートを提示すると、チェックをした後、ゲートを開けてくれます。
まとめ
E来台湾の高鉄Eチケットはどの時間帯の列車でも20%引きになるので、お得感が高いです。アーリーバードチケットは指定列車が限られているなどの条件がありますが、Eチケットなら台湾に到着してから好きな列車を選択して乗車できます。観光で台湾を訪れる方にぜひおすすめしたいです。